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個別記事の管理2015-01-30 (Fri)
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 わずかに突き出た電池の入った握りの部分が、激しく振動している。
「私たちも寒くなってきたから、みんなで温まりましょうよ。水絵の奢りで」
「いいわね!」
 水絵にコートを羽織らせて、濡れた歩道を歩き、大通りに出る。会社の入っているビルが見えている。横断歩道を渡ってさらに数分歩くと、江戸東京博物館の裏手に出た。
 その一角に、このあたりでは知られているスパがあった。天然温泉ではないが、湯船、岩盤浴、休憩室などがある。
 水絵のカードで4人はそこに入った。さすがに首輪は外してやったが、コートの下は全裸で、アナルビーズが深く突き刺さったままだ。
 全員裸になって女湯に入った。日曜日の深夜の女性客は少ない。風呂場に人影はなく、みんなで体を洗う。水絵は座ることもできず、しゃがんだり膝をついたりして洗っているのだが、髪をシャンプーしたあと、ケイコが彼女を押し倒し、仰向けにした。
「きれいにしなくちゃね!」
 3人でシャワーを手にして彼女に強い水流を浴びせた。
「ああっ、やめて」
 泡を落としていくと、自然に股間と乳房に集中する。まるで愛撫するように湯が、水絵の肌に当たる。
 遼子が足首をつかんで、股裂きのようにして、股間に浴びせる。まだ電池が残っているアナルビーズがくねっている。
 ケイコがそれを半分ほど引き出した。
「あふうぅぅぅ」
 痛みの中でもだえる水絵。
 萌子はその乳房を手でつかみながら、至近距離から性器に浴びせた。ビラビラが熱帯魚のように踊る。
 輪姦の痕もほとんど癒えていて、ピンクのきれいな粘膜が、薄暗い風呂の明かりを反射している。
 ケイコがアナルビーズを出し入れしていたが、とうとう引き抜いて、ぽっかりと開いたアナルに湯を浴びせた。
「中まできれいにしましょうね」
「じゃあ、こっちも」
 萌子はたまらず指を膣に入れて、穴を広げながら湯を注いだ。
 暴れる水絵の乳房に腰掛けて押さえつけるようにすると、その感触に萌子はたまらなくなってきた。
「水絵、舐めて!」
 尻をずらして顔に押しつけていた。
「まあ、萌子様」
 ケイコが笑っているが、興奮してしまった萌子は気にしなかった。自分の気持ちがすむまで水絵に押しつけた。
 そして、みんなで水絵を風呂に浸けた。囲むようにして彼女の体を触った。
「おいしい体だわ」
 あまりにも3人が夢中になって水絵をいじるので、彼女は何度も湯の中に沈められた。足を持たれて、股間だけを水面に出したり「犬神家」と遼子が笑いながら、そのまま上まで持ち上げたり。
 ようやく風呂から出たとき、水絵はくたくたになって腰が立たないほどだった。
 作務衣を着せるが、水絵には下着はつけさせず、電池がかなり弱くなったアナルビーズを根元まで入れる。
「もうやめてください」
 か細い声で言うが、抵抗はしない。
「ビールでも飲んで休みましょうよ」
 遼子を先頭に廊下を歩くと、正面から巨大な男があらわれた。
「あっ」
「おっ」
 大川部長が引き連れていた男だった。東(ひがし)と名乗った。
「もう一人は西なんですよ」と笑った。笑うと巨体が揺れた。
 思いのほか、明るい男だった。
 食堂でビールを一緒に飲む。水絵は不自然な腰つきで座らされていた。電池を入れる握り手の部分まで、腸内にめり込んでいるのだろう。
 ケイコが「どうかした?」としなだれかかるように水絵の肩と腿に手をあてて、体重をかける。遼子も反対側から同じように押さえつける。
「どうです、この子、水絵って言うんです」
「ああ」と彼はジョッキのビールを、コップのようにいっきに口に放り込んだ。
「かわいいですよね。あんなことをしているとは思えないですね。まあ、ぼくは見てしまったので、もう普通の女子としては見ることはありませんけど」
「どう思います?」
「虫ケラのようなものですよね」
 にこやかな表情とは似合わない辛辣さだ。
「汚いと言っていい」
「そうね、確かに」
 ケイコも遼子も、自分たちがしていることを否定されたようなショックを受けていた。萌子は、水絵を見た。汚い虫ケラ。
 いきなり東の手が飛び、水絵の頬を叩いた。バシッと小気味いい音がして、水絵はそのままイスごと横倒しになった。ケイコが手を差し出したが間に合わなかった。


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個別記事の管理2015-01-29 (Thu)
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 彼女は二階へ降りていく内階段に向かった。そしてぼくがまだそこにいるのに気づくと、ゆっくり振り返った。
 紗椰は微笑んでいた。
「咲恵さんがうらやましいかも」
 パタパタと小走りに降りていった。
 翌日、咲恵はあたまえのように来た。ぼくは出かけるところだった。彼女は昨日よりもステキな服を着ていた。黒いレギンスにブーツ。柄のニットの上にダウンを羽織っていた。
「お尻が痛いです」
 彼女は真顔でそう言ったので、ぼくは思わず大笑いしてしまった。
「どんな風に?」
「裂けたみたい」
「でも、痛いだけじゃないよね?」
「どこに行くんですか?」
「つきまとうなら、来れば?」
 ぼくは外に出た。ドアを締めカギをかけた。上には紗椰がいるのだが、別に咲恵のことを報告することもない。
 道へ出ると彼女もついてきた。
 そして彼女から体を寄せてきた。ポケットに突っ込んでいる左腕にからみついてきた。
「痛いの、ホントなのよ」
「裂けたのかな?」
「裂けてはいないみたい。だけど、もっと優しくできたはずでしょ?」
「ムリだよ。ぼくは昨日はあのやり方しかできなかった。何度でも同じようにやる」
「恐いのね」
 ひどい人から、恐い人に格上げか、と思ったがそのことでからかう気はなかった。むしろ、その格上げは、彼女の中の問題だから。彼女はひどい男に犯されて、今度は恐い男とデートしている。
 そしてきっと、濡れている。
 紗椰は選択の余地なく父の奴隷にされて、苦痛の中で悦びを感じるように調教されながら生きてきた。
 咲恵は違う。つい3日前まで、好きなことをしてきたはずだ。結婚も自分で選択したはずだ。すべて自分の思うとおりとはいかないにせよ、妥協できる範囲で生きていた。
 そんな彼女が、苦痛を与えるぼくをいま選ぼうとしている。突き放し、逮捕させればいいのに。
 交番の前を通るとき、彼女の腕に力が入り、乳房が脇腹に押しつけられた。
 巡回中で誰もいない。
 駅前に出る寸前に、彼女は「どこに行くの」ともう一度、聞いた。そして腕を放した。ここからは彼女を知っている誰かに出会う可能性が高い。
 答えずに駅に入った。Suicaで改札の中に入ると、彼女もカードで入ってきた。
 用事は本当にあった。アルバイトの面接があったのだ。
 フランチャイズの事務所に近い面接会場には数人の男が来ていて、ぼくもそれに混じって面接を受けた。
 2時間ほどで終わり、外に出ると、咲恵はまだ待っていた。
「やめときなさいよ」
「え?」
「アルバイトなんてしないで」
「そうはいかない」
「いくわ。お金が必要なの?」
「誰だって必要だ」
「私から奪って」
 咲恵はそう言って、ピンクのMiu Miuの財布をショルダーバッグから出すと、ぼくに押しつけた。クロコダイルの手触りは悪くないが、かなり使い込まれていた。
 開いてみると、カードと3枚の一万円札がきっちりと入っていて、レシートだとか診察券のようなものは見当たらない。
「なるほど。奪ってもいいの?」
「もう、奪ってるじゃない。私の人生を」
 大げさだなと思った。いまのところ、彼女から奪ったのは古い感覚で言えば貞操であり、アナルセックスである。プライドも奪っただろうか。だけど、すべてではない。
 だけど彼女は奪ってほしいのだ。
「じゃあ」
 一万円札を一枚、抜いた。彼女はホッとしたような表情を見せた。そこで急にぼくは考えを変えて、それを彼女に握らせた。残りはすべて奪った。
 ごくりと彼女の喉が動いた。また濡れたんじゃないだろうか。
 そのまま近くの買取をしてくれる店に行き、彼女に財布を売らせた。たいした金額にはならないが、売らせることが重要なのだ。
 カードも札もぼくのポケットに移した。
「あなたって、サイテーね」
 ラベルを貼るのが好きらしい。
「ここで、尻を出せ」
 大きな交差点。大勢の人たちが行き交う。
「自分でやるんだ」
 ぼくは少し離れたところに移動した。


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個別記事の管理2015-01-28 (Wed)
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 立たせた。そして、ジーンズを足首まで下げてやった。
 濡れた肢体。
 この家には外階段がある。非常用だ。そこに突き出す。冷たい風に包まれ、髪の毛が乱れ、顔を隠した。
 乾いた陽光に照らされる彼女の下半身は、とてもいいものに思えた。ぼくの宝物。腫れているお尻もかわいい。
 トントンと音を立てて階段をおりていく。近所の屋根。窓。通りを行き交うクルマや自転車。
 ここに下半身剥き出しで、犯されまくった人妻がいるんですけど。ご覧になりますか。
 そう呼びかけたくなった。
 咲恵は黙って出口まで降りていった。そこはカギがかかっている。
「帰してくれるのよね?」
「まだだよ」
 彼女の上半身を倒し、お尻を向けさせた。そこにズボンのファスナーを開けて、まだ硬度の保たれたままの肉棒をあてた。
「どっちがいい? どっちに欲しい?」
 彼女は答えない。
「どっちなの?」
 服の上から乳房をぎゅっとつかんだ。
「あうっ、これ以上、しないで」
「なにを言ってるんだ。咲恵はぼくのものなんだ。いつでも、言われた通りにする。できないとは言わせない」
 引きちぎるように乳房を掴むと、彼女は体をくねらせて逃げようとするが、格子の出口にぶつかるだけだ。
 すぐそこに自由がある。わが家に誰かがやってきたら、たぶん、見える。そんな場所で恥ずかしい姿にされている。
「答えろ」
「あうっ、ひどい。もうお尻はいや」
「わかった。じゃあ、お尻だね」
「いやあああああ」
 とうとう我慢ができなくなったのだろうが、一度開通したアヌスは、ぼくのペニスに抵抗ができないはずだ。ポケットからゴムを出して装着する間も、乳房を乱暴にいたぶってあげた。
 泣きじゃくる咲恵は、かわいい。
 姉ならニッコリ微笑んでお尻を差し出すかもしれない。さすがに人妻は違う。
「準備できたよ。頼んでごらん」
「いや。ふざけないでっ」
「頼めよ。おっぱいが腫れ上がっちゃうかもしれないよ」
 服の裾から手を入れて、ブラをずらし、直接掴んでやった。
「はあああ、お願いです。やめて」
「そうじゃないよ」
 ぼくは突き入れた。
「あっ」
 ローションもワセリンもいらない。柔らかな粘膜がペニスを吸い込んでいく。
 ぐいぐい乱暴にねじ込んで、彼女の内臓を揺すってあげる。
「うはっ、痛いっ」
 手錠された腕をつかんで、激しくピストンしてあげた。
 ようやくぼくが中で果てた。コンドームを彼女の中に残したまま抜き取った。
「おみやげ付きだね」
 顔もザーメンと彼女の汚物で汚れ、下半身はドロドロ。しかもザーメン入りのゴム付きというわけだ。
「出口はこっちなんだ」
 横のドアから、ガランとした1階に入り、出入り口へ連れて行く。
 そこで手錠を外してやった。
「咲恵。明日も来る?」
 彼女はジーンズをずりあげ、服の乱れをなおし、泣きくずれた顔をぼくに見せないように背けたまま、出て行った。
 中からカギをかけてエレベータで3階に上がると、そこに紗椰がいた。
「ねえ、シャワーぐらい使わせてあげなさいよ」
 怒っているのとは違う。
「どうして?」
「あのまま帰すなんて、かわいそうだわ」
「おみやげだよ。咲恵は大好きなものを身につけて帰る。そして自宅の、こことはまったく違う清潔な彼女の家に、おみやげを持ち込むんだ。その意味がわかる?」
 紗椰は答えない。
「悔しくて、泣きながら、顔を洗ったり、股間を洗ったりするんだよ」
「かわいそうだと思わないの?」
「もちろん、かわいそうだよ。ぼくは咲恵を惨めでかわいそうな目に遭わせているんだもの。それを咲恵は自分の家でも味わうんだ。おみやげってそういうものだよね? 旅先の思い出を自宅で楽しむためのものでしょ?」
「あきれた」


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個別記事の管理2015-01-27 (Tue)
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 床に落ちた拳銃。その横には父の金色のボールペン、手帳、スマホも。
 ボールペンと拳銃を取ってベッドの下に逃げ込みました。
「誰かいるぞ!」
 英夫が上で叫んでいます。
「待て! 動くな」と父。
「早くなんとかして!」と叫ぶ愛人。
 あわれなやつら。
 ボールペンは、手のねじ穴にぴったりはまりました。横になったまま、乳房に拳銃を押しつけるようにしながら、ボールペンを引き金に通しました。左右の手の先の穴でボールペンを固定します。
 ステキです。これで両手を思いきり引けば、金の高級ボールペンは引き金を引くでしょう。そして、糞のようにこんもりと出してやった爆薬にとって、信管のかわりになって、派手に爆発するかもしれません。
 目をつぶり、昭彦様のキスの感触を思い出しながら、思いきり引き金を引きました。
 ドンと音がして銃弾が飛び出し、床を削り、火花をあげて爆薬が燃えました。
 発火するとは聞いていましたが、源一郎の改良型のその爆薬は、まるで花火のように派手に燃え上がり、あっという間に上のベッドに燃え移ったのです。
 わたしは転がってベッドから離れました。
 なんと哀れなことに、父、愛人、英夫は炎に包まれていました。
 燃えやすいベッド、シーツ。その炎が裸の彼らにまとわりつき、髪の毛が燃え上がっています。
 おそろしいまでの悲鳴が、いつまでも続きます。
 屈強な男たちがやってきて消火器を浴びせたときには、3人とも黒焦げでした。ここが都心なら病院に連れ込むこともできたでしょう。でも、遠い孤島なのです。
 それよりも情けないことに、男たちは自分に命じる人間が失われたことでパニックになり、慌ててヘリに乗り込むと飛び去ってしまったのです。
 笑い出したいような心境でした。
 ですが、笑えません。ベッドを焼き尽くした炎が、内装に燃え移り、本格的に火事になってきました。
 あたりは煙だらけ。地を這うわたしはかろうじて出口が見えたので、そこから外へ転がっていきました。
「ゴキ!」
 昭彦様の声。
「無事だったのか」
 藤木。
「ここにいたのか」
 叔父様。
「どういうことなんだ」
 牧野夫妻の声もしています。
 意識はそこでなくなりました。

「お嬢様。おはようございます」
 シズエさんが、湯気の立つスープを持ってやってきました。
「今日もいい天気ね」
 ちょっと声はしわがれてしまいました。いっきに年を取ったような気がします。
「お口をおあけください」
 開くと、そこに最新のステキな入れ歯をシズエさんが装着してくれます。
 特製の檻の中に入れられています。鉄の格子で作られた小さな檻。その上から顔だけを突き出しています。
 体は檻の中で、手の先に取り付けた鎖で吊されています。そもそも脱臼癖のついた肩はいずれ腐ってちぎれると言われています。
「今日は東山様がいらっしゃる予定です」
「もしかして?」
「ええ。お嬢様が大好きなセブン・シスターズをお連れして……」
「まあ、大変。殺されちゃうかも……」
 わたしたちは少しわざとらしく笑いました。
 その間にシズエさんが檻を開き、床に転がしてくれます。激痛に次ぐ激痛。
 叔父は裏切ってはいなかったのです。なんとか救出の機会、そして父を葬り去る機会を見つけるために接近していたのでした。
「昭彦様は?」
「今日もお仕事ですわ。鴻ノ巣様が今朝早く、お迎えにいらして……」
「そう……。大変ね」
「どうせ、ろくでもない政治家との朝食会ですわ」
 源一郎は裏切り者ですが、実はどっちでもいい派なのです。今後も注意は必要ですけど、とりあえずは当然のようにわたしたちの味方になっています。
 朝日の降り注ぐ庭では、3頭の悪魔たちが戯れていました。
「あの子たちも、そろそろ発情する頃じゃないかしら……」
「お嬢様も?」
 シズエさんが意味深な笑み。
「今日からはセブン・シスターズ様たちに責めていただくので、その合間にでも」
「さりげなく、お伝えしておきましょう」
 シズエさんが下がると、わたしは床におかれた容器に、顔を突っ込みました。
「まあ、今日はとってもおいしい。きっと昭彦様のだわ」
 黄金の液体が朝日にきらめいています。
 あれから救出されたわたしは、かなり面倒な手術ののちに、アヌスを回復しました。ただし左右の足は根元から失われました。左足は無事だったのですが、シンメトリーじゃないからとお願いして切断してもらったのです。
 わたしは、正式に丸木戸を引き継ぎました。面倒な話ですが、亡き円城寺英夫の未亡人でもあります。
 昭彦様は丸木戸恵梨香の代理人となったのです。いわば丸木戸財閥の大番頭。そして実質的に円城寺の資産も動かせる立場。
 そしてわたしは、ご主人様である昭彦様にとっては生涯、ドMのゴキなのでございます。

 おわり

★お読みいただきありがとうございます。今回をもちまして『お嬢様はドM』シリーズの最終話といたします。長きにわたってお付き合いいただき、御礼申し上げます。 あんぷらぐど(荒縄工房)


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 お嬢様として育てられた恵梨香は、M性に目覚め執事の息子の遠隔調教を受けることに。執事夫妻、代理として屋敷に入り込んだ男、巨根の運転手、そして調教のプロたちから日夜、心身の限界まで責められていく。さらに大学の友人たち、婿候補の子息たちにも……。 未公表部分追加。

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 少しドジなお嬢様・丸木戸恵梨香(20歳)がマゾの衝動にかられてじわじわと屈辱的な「ドMのゴキ」となっていく。ブログ公開版に未発表の2エピソード追加。

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* by たけ
連載お疲れ様でした。ゴキ死ななかったのですね。次回作期待していきます‼︎

Re: タイトルなし * by あんぷらぐど
ありがとうございます。「荒縄工房」の第一期のそれも初期の作品の特徴は、主人公が死なないことです。まして恵梨香は、生命力抜群のゴキちゃんということなので生き延びました。
次回作は、2月に連載を開始します。もっともすぐ来週ですけど。お楽しみに。

個別記事の管理2015-01-26 (Mon)
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 あと5分。
 もっとも源一郎のことですから、それさえもウソかもしれませんが……。
 必死でもがいていたら管が突然下向きになって、頭からすべり落ちていきました。
 明るい外に飛び出しました。
 水の中に落ちて、もがいて出たら……。
 ワニの巣でした。
 あのワニの池に落ちたのです。
 太ももをがぶりと食いつかれて、振り回されました。
 もうおしまいです。ワニに食われながら爆発して死ぬ……。ワニが道連れ。
 昭彦様たちは爆発は逃れるでしょうが、だからといってあそこに放置されたらいずれ惨めに骨になっていくのでしょう。
 ガギっと骨を食い千切られました。
 右足が根元からなくなって、大量の血液が噴き出しました。
 もう死ぬんです。
 だけど……。
 その直後に「ポン!」と音がして、ワニの頭が吹っ飛びました。
 やつら、信管ごと食ってくれたのです。
 爆発はなし。
 直後に怒り狂ったワニたちが、わたしに襲いかかり、左手を噛んで振り回されました。そして先端の金具が砕け飛び、わたしの体はフェンスまで飛ばされました。
 有刺鉄線に引っかかったのです。
 なんということ。
 ゴキは死なない……。なにがあっても、生き延びる……。
 そんな声が聞こえました。昭彦様。もう一度会いたい。
 わたしは必死になって、フェンスを乗り越えました。
 向こう側に落ちたのはいいんですが、お尻からは血液と爆弾がダラダラと垂れ流されていきます。
 泣きたくなります。
 右足の骨は砕けたのですが、完全に引きちぎられたわけではありませんでした。右のお尻と太ももの肉がごっそりなくなっています。
 骨が出ています。
 それなのに、わたしは這いずりました。一度、目にしたことのある道。そこを抜ければ家があったはずです。
 ワニたちとその家を仕切るフェンスは開いたままでした。人はいないのかもしれません。でも、なにかをすれば、昭彦様たちが助かるかもしれないのです。
 ジャングルが突然終わり、広場に出ました。小型のヘリがあります。
 人がいるのです。
 這いずって家に向かいました。声がしています。甲高い声。あれは、父の愛人、古木厚子です。
「爆発しないじゃないの!」
「おかしいですね」
 源一郎の声。
「見に行ってくれよ」
 円城寺英夫。
「全員、ブチ殺してやろうか」
 ああ、それは父、丸木戸岩之助です。みんなわたしたちが木っ端微塵になるところを見に来ていたのです。
「じゃ、ぼくが見てきましょうか」
 えっ。
 その声に衝撃を受けました。
 昭彦様たちが死んだと言っていた東山叔父の声にそっくりなのです。
 家の外に現れたのは、叔父でした。その横に源一郎。2人とも銃を持っています。
 叔父は裏切っていたのです。
 誰でも容易に寝返らせることが、父ぐらいのパワーを持てばできるのでしょう。
 彼らが別の道からジャングルに入っていくのを見届けました。昭彦様たちの穴を見に行くのです。
 わたしは、家の外になんとか辿り着き、源一郎が雇っていた使用人たちがいないことを確かめると、裏手に回りました。
 そこにはヘリのパイロット、そして屈強な男たちがいました。
 だけどくつろいでいます。
 あえて正面の入り口から、這いずり込みました。
 父、愛人、英夫。
 3人はなんと、裸でベッドの上です。こんなところで3P。しかも彼女は妊婦です。
 そのベッドの下にすべり込み、お腹に力を入れて、残りの爆薬を押し出しました。
 裂けたお尻の傷口がさらに開いたようです。
 あまりの出血でもうすぐ気を失うでしょう。それまでにケリをつけます。
 泣きながらベッドの横にあるテーブルを目指します。
 父の護身用の拳銃が置いてあります。
 手のないわたしが、どうやって操作すればいいのかは思いつきませんが、とにかく、それを手に入れたかったのです。
 ガタンと音を立てて、テーブルがひっくり返り、3人は「なんだ!」と慌てています。


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