FC2ブログ

お尻をオモチャにしてください32 早く飲まないと、地獄が続くよ

前回はこちらへ

 クスコを抜いてくれたのはうれしかったのですが、麻痺したようなアナルは完全に閉じていないような気がします。
 そこにまたゼリーが塗られていきます。彼らの指先の巧みさ。クチュクチュと音を立てるお尻。
「欲しいだろう?」
「うううう」
 バシッと竹刀でお尻を叩かれました。
「ギャッ」
「欲しいと言え」
「欲しいです!」
「なにが欲しいんだ」
「紀香のアナルを犯して!」
 ですが、それは正解ではなかったみたいで、しばらく竹刀で打ち据えられました。
 だけど、不思議です。最初にぶっ叩かれたときは痛いだけで、怒りしか湧きませんでした。でも、お尻があれを求めているのは明らかになってきて、いまはどうしてもしてほしいのです。
「ああ、お願いです。みなさまのオチンチンをください。紀香のお尻に突き刺してください。お願いですから!」
 悲鳴のように叫びました。
「じゃあ、あげよう」
 やっと竹刀が終わって、彼らはくれました。
 それは、前よりもさらに気持ちがいいものでした。縄に締め付けられて苦しいのですが、お尻だけはしっかり感じて、すべての苦しみを上回るほどの快感になっていくのです。
「あうあうあう」
 獣のような声を上げ続け、涙がずっと流れ続けていました。
 どれぐらい、そうしていたのでしょう。
 彼らは、なんと、お尻の中に射精していたようで、コップにたっぷりのザーメンをお尻から溜めると、それをわたしに見せつけるのです。
「どうだ、いいだろう。飲めるか?」
 こんなにまとめて。生臭いし。気持ち悪いし。
「ギャッ!」
 またお尻叩きが始まりました。一通りの快楽が過ぎ去っていこうとしているところでしたから、衝撃的で、ビンビンと痛みが脳に突き刺さります。
「飲みます! 飲ませてください!」
 そう言うまで、許してくれないのです。
「紀香。君はなかなか言うことをきかない悪い子だな」
 すぐ飲ませるのかと思ったら、違うのです。
「これ、やったことあるかな?」
 小さなフック。
「やってあげる」
 えっ、それ、鼻に?
「ぐげっ」
 食い込むフック。鼻がひしゃげて、痛い……。口を開けておくしかありません。フックをどこかに結びつけたらしく、鼻は吊り上げられたまま。
「じゃ、いくよ」
 コップを乱暴に傾けてきます。
「ああっっ」
 口に入っても、やっぱりすぐには飲めず、あふれてしまいます。
「悪い子だ」
 注射器! この上、注射も?
 でも、彼らはコップに残ったザーメンを注射器で吸い上げると、それを右の鼻の穴に注ぎ込んだのです。
「ぐげえええ」
「早く飲まないと、地獄が続くよ」
 飲めない……。必死に飲もうとはしますが、口から溢れていきます。
 顎から垂れ下がるザーメンと唾液を、金属のそら豆型のトレイで受け止めて、そこに溜まったものを注射器で吸い上げて、左の鼻に……。
「ぎいいいいい!」
 鼻の粘膜が痛い……。
 地獄ってこういうことなのです。痛み、苦しみ。終わりのない世界。光輝がどれほど優しくしてくれたのかよくわかります。いえ、理不尽は理不尽なんですけど、わたしのことも気にかけてくれました。
 だけど、この炎冠の連中は、ダリヤの連中は、とんでもないのです。
 すごく長い時間をかけて、全部、飲まされました。
 そして下ろされて、縄をいったん、外してくれましたが、彼らはもっと怖ろしいことを始めるのです。
「紀香のお尻の穴をもっと鍛えてあげるからね。鍛えて、拡張。これを繰り返せばすぐ8センチになるよ」
 今度は平均台のような木の台にうつ伏せにベルトで固定されました。吊られているよりはずっと楽ですが、酷いのはその台に附属している装置です。黒いゴツゴツとしたペニス型のものがついて、強力なモーターに接続されています。
「これは、セックスマシーンだよ。膣でも肛門でもたっぷり鍛えることができるんだ」
 お尻の穴にゴツゴツしたものがあてられ、グサッと入ってきました。
 たっぷりのローション。
 グイーンと音を立ててそれが動き出します。
「ああああああ」
 最初は浅いところをピストンしていますが、徐々にスピードがあがります。マッサージ器ぐらいの振動にお尻が震えます。
 かと思えば、ゆっくりとした動きになって奥まで深く入ってきます。
「ひいいいい! それはダメええええ!」
 感じてしまう。感じ過ぎてしまう。このまま続いたら気が狂ってしまうでしょう。
「一応、タイマーで60分にしてみようか」
「じゃ、紀香、たっぷり楽しんで。ぼくらはメシを食ってくるから」
「ローションも自動で追加されるから安心して」
 彼らは悲鳴と歓喜の叫びを上げ続けるわたしを放り出してどこかへ行ってしまいました。


小説(官能小説) ブログランキングへ

★縄味1★


DMM.R18版はこちらへ
DLSite版はこちらへ
アマゾンkindle版はこちらへ
若き人妻は「なわみ」というハンドルネームで緊縛写真をネットで見るようになり、写真展に立ち寄ります。そこでカメラマンにモデルに誘われる。顔出しNGで緊縛モデルのテスト撮影をしたところ、唯一顔の写っていた写真がネットに流出。義兄の目に止まってしまう。



★縄味2★


DMM.R18版はこちらへ
DLSite版はこちらへ
アマゾンkindle版はこちらへ
「縄奴隷なわみ」として義兄に脅され恥辱にまみれたデビューを強要される。野外での撮影会で人妻奴隷の限界を超えてしまい、残酷なショーに出演することに。哀しくも完全奴隷化されていく。



エピキュリアン1


今日のSMシーン
顔から振る舞いまでM女オーラ丸出しのドマゾ美人OLは自分からご主人様にビンタをおねだりする変態スケベ女で 思いっきりビンタをしてもアヘ顔になって首締め・中出し・緊縛・蝋燭をしても喜び快楽完堕ち調教完了。
顔から振る舞いまでM女オーラ丸出しのドマゾ美人OLは自分からご主人様にビンタをおねだりする変態スケベ女で 思いっきりビンタをしてもアヘ顔になって首締め・中出し・緊縛・蝋燭をしても喜び快楽完堕ち調教完了。



テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

お尻をオモチャにしてください31 12センチぐらいまで拡張したいな

前回はこちらへ

「ま、ニガリには負けるでしょう」
「ああ、ニガリもいいね。濃さが問題だけど。あれも量はあんまり入れられないよ。昔はドナンと呼ばれた浣腸液だがね。やられたら大の大人でも泣き叫ぶというウワサだから」
 そんな怖ろしい話で盛り上がる彼ら。
 浣腸器がお尻にねじ込まれます。
「覚悟しろよ、紀香ちゃん」
「いやあああ!」
 お酢を薄めた浣腸液。腸内に入ってくると、カッとお尻に火がついたように熱くなって、それが導火線のようにじわじわと奥へ広がっていくのです。すぐにこれまで麻痺していたようなお腹がギュルギュルと捻れるように動きはじめ、中に残った2個の鉄球ともども、いっきに腸ごと出てしまいそうな勢いなのです。
「いいぞ、出してごらん」
「くううう」
 いっきに2個、ポンポンと飛び出していきました。それに浣腸液も含めていろいろと排泄してしまいました。
「ひぃぃぃぃ、つらい」
 これまでにしたどんな浣腸よりもキツく、わけがわからず、そしてあとまで痛みが残ります。
「焼けるぅぅ」
 もうなにも出るものがないのに、腸が痙攣し、なにかを絞り出そうとしています。
「なかなかいい広がり具合ですね」
「この子はいまはこれが最大ですか」
「じゃあ、こいつを入れてやろう」
 カチャカチャと器具の音。
 あれです。例の金属で穴を広げてしまうクスコ。
「いくぞ」
 開き、そして飛び出している肛門に冷たいゼリーのようなものを塗られて、金属が入ってきます。
「ああっ」
 酢で焼かれて燃えている粘膜には冷たいゼリーと金属は、むしろ気持ちいいのです。悲しくなります。そんな自分に。
「もっと開いてあげるよ」
 同じような器具なのに、それは光輝が使っているものより大きいのです。長くて幅もあります。途中からそれが粘膜を切りつけるように入ってきて、さきほどの気持ち良さはあっという間に悪夢になっていくのです。
「ぎいいいい、裂けるう、裂けちゃう、やめてやめて」
 泣きわめきますが、彼らはまったく取り合わず、着々とその大きなクスコを押し込んでくるのです。
「大げさだな、これぐらいで裂けるわけがない」
「裂けても、ぼくらで治療できるから心配はいらないよ」
「ひいいいいい」
 こいつら、マジ、鬼畜。
「この間、SSGのオペをしましたよ」
「ああ、肛門狭窄ですか。珍しいですね」
「うん。かわいい子でね。ちょっと興奮しちゃいました」
 ハハハと笑う彼ら。オペ。つまりこいつら、医者?
 普通、自分の体を触る人間が医者だったら安心するものですが、いまのわたしにはむしろ恐怖しかありません。
「はい、入った」
 腸がまっすぐになってしまっているような気がします。
「じゃ、開くからね」
「あきぃぃぃ!」
 その力強さ。容赦なく開いていきます。
「骨盤は悪くないと思うんだけどね」
「うん。肉付きからしても、8センチは楽勝でしょ」
「12センチぐらいまで拡張したいな」
「骨を手術して切断しちゃえばいいんだけど、傷跡が残るかもしれないからね」
「腰骨ですからね。障害が残る可能性だってあるし」
「でも、やってみたいね」
 ガハハと笑うやつら。
 こいつら、人間の体をなんだと思っているのでしょう。彼らは医者じゃないと信じたいです。たぶん、医学部崩れかなにかの中途半端な連中なんじゃないでしょうか。お願い、そうじゃないと、お医者さんを信じられなくなっちゃう……。
「どうです?」
「うん、すぐ排泄したから、腸は問題なさそう。若いしね。きれいなもんだ。毎日浣腸してるんだし、耐性も向上している」
「粘膜は鍛えることができるからね」
「ま、素質も大事だよね。喉と一緒」
 無謀な話をしている彼らに、汚物を浴びせたいのですが、空っぽのお腹からはなにも出ず、開きっぱなしになっている辛さばかり。
 鉄球を入れたり、フックを入れて長時間耐えてきたせいか、わたしのお尻はクスコを飲み込みたいという感じなのです。でも、飲み込めない。それが辛いのです。
 汗がじわじわと出てきます。
「はあ、はあ、はあ」
「お尻で感じる紀香ちゃんだからね。こういうのが生殺しでキツイでしょ」
「ううう、お願い、許して」
「君のお尻は健康でエッチなことは確認できたので、きっと気に入るものをあげようね」
 ああ、こいつら、アナルセックス……。
 下ろしてくれると思ったのに、別の縄を使って体をうつ伏せの水平状態に近い感じにして、少しだけ下げてくれたものの、苦しい吊りはまだ続くのです。
「はあっ」


小説(官能小説) ブログランキングへ

★お嬢様はドM 第一部★
お嬢様1

DMM.R18版はこちらへ
DLSite版はこちらへ
アマゾンkindle版はこちらへ
少しドジなお嬢様・丸木戸恵梨香(20歳)がマゾの衝動にかられてじわじわと屈辱的な「ドMのゴキ」となっていきます。ブログ公開版に未発表の2エピソード追加。



★お嬢様はドM 第二部★
お嬢様1

DMM.R18版はこちらへ
DLSite版はこちらへ
アマゾンkindle版はこちらへ
お嬢様として育てられた恵梨香は、M性に目覚め執事の息子の遠隔調教を受けることに。執事夫妻、代理として屋敷に入り込んだ男、巨根の運転手、そして調教のプロたちから日夜、心身の限界まで責められていく。さらに大学の友人たち、婿候補の子息たちにも……。 未公表部分追加。


エピキュリアン1

今日のSMシーン
悶絶快楽女体拷問BDSM 初川みなみ
悶絶快楽女体拷問BDSM 初川みなみ



テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

くされ作家のクズ箱 その25 SM的シチュエーション

前回はこちらへ

28030101.jpg

 2月以来の再開です。

 くされ作家は、SM小説に魅せられて自分なりの作品づくりに没頭している男である。
 SM小説の描写には、男の勝手な都合から発展していった部分が多々ある。
 一般的な小説なら、「昨日、彼女とセックスした」で終わってしまう可能性もあるけれども、官能小説は、その「セックス」の描写を中心に描いていく。
 SM小説はセックスなしでも成立するが、SM行為全体をある意味のセックスと取らえることもできる。少なくとも私はそう捕らえている。以前、性的不能者のセックスについて触れたが、SMにはプラトニックな側面もあるからだ。
 いずれにせよ、「こんな小さいことを、子細に描く」みたいな傾向は否めない。
 獣欲などと表現することもある。固くしたものを突っ込んで激しく擦りつけて果てる。とにかくフィニッシュするための最短距離を突っ走る。そんなセックスもある。
 ただ、人間はいつもそんなにせっかちなわけではない。セックスは体と体を絡ませるため、どちらも多少は妥協しつつ、その上で自分の欲望を満たそうとする。「優しく」とか「繊細に」と思っても、欲望に押されるように急いでしまうこともある。
 回数、年齢、相手によっては、もっとスローなセックスも考えられる。男でも、勃起したら入れて射精すればいい、と考えている人ばかりではない。欲望は、もう少し複雑なのだ。
 男の勝手な都合とは、「じっと見ていたい」というものだったり「放置してみたい」だったり「勃起するまでのインターバルも女には感じ続けて欲しい」といったものだったりする。
 なおかつ、独占したい。文句は言わせたくない。SMのあらゆる場面が、女性の素直な一言によって台無しになっていく可能性を秘めている。
 たとえば、浣腸したときに、ひたすらあえぐとか嘆くとかしてくれればいいのだが、「浣腸液が冷たい」とか「体調悪いから半分にして」とか言われると(リアルではあるが)、男の勝手な都合からどんどん逸れていく。
 男女に限らないが、二人の世界は二人で作り上げている幻想部分と、お互いのリアルな部分がせめぎ合う。
 夕飯をなににするか、どの映画を見るか、休みにどこへ行くか、といった些細なことでもこのせめぎ合いと妥協が関係性を保つための要素だったりもする。
 セックスもまったくその通りで、男が主導権を取りたいと思っても、必ずしもそうはいかない。
 SM小説では、女は縛られて猿ぐつわをされ、なにをされても抵抗できない状況を容易に作る。いや、この状況が他のジャンルの小説よりもずっとスムーズに(悪く言えば安易に)作られてしまう。そうでなければ、SM小説ではない、と言わんばかりに。
 これもまた男(または支配欲というか、なんかそういうもの)の身勝手な幻想を具体的に描き出すことが、SM小説の目的の一つになっているからだ。
 だが、私は荒縄工房で作品を書き続けることを決めた2011年に、一般的なSM小説らしいSM小説を書くだけではなく、そこから逸脱したタイプの作品も書こうと考えていた。新しい器(ネット、電子書籍)には新しいタイプの作品があってもいいと思ったからだし、私自身の身勝手な欲望でもあった。過去の偉大なSM小説群を再びなぞるのもいいとは思ったが、できればそこから外れたタイプを探してみたかった。
 たとえば、「君の泣き顔が見たい」は最初から従来のSM小説とは違うタイプとして企画された。主軸は恋愛小説である。恋愛小説の一つの重要な構図は「求めても得られない」ことだ。このため、あまりSM小説には登場しないことだが、主人公は逮捕され5年間の刑期を過ごすことになる。そして引き裂かれ、二度と会えない現実に直面する。
 それでいて、再会も恋愛小説の重要な構図であるので、物語は思いがけない再会へと進んでいく。
 どうしてこうした部分がSM小説ではあまり登場しないかと言えば、そこにSM小説としての官能性が見つからないからだ。このため、出所したときかつて彼女と引き合わせたきっかけを作った女(麻紀)と再会し、彼女と関係を持つだけではなく、彼女が差し向けた人妻奴隷という存在を追加している。この人妻奴隷は、ある意味典型的SM小説の登場人物を想起させる。
 ここで私が思ったのは、愛のあるSMと愛のないSMの対比だ。
 実はすでに完結している「淫虐の楽園」でもこれを試みている。主人公が愛してやまないのは娘たちである。娘たちを引き込むために、母親を奴隷にしていくのだが、そこには愛はない。
 私はなにも愛のないSM関係を不毛だと主張しているわけではない。SMのすごいところは愛を通り越して行為に集中することでお互いに満足していく世界があり得る点だろう。
 では、SMに愛は邪魔なだけなのか。そんなはずはなく、たとえば執着する気持ち、とことん堕としていきたい気持ちは、愛情の裏返しとして描かれる。
 愛が一方的で強ければ強いほど、相手は破壊的な運命を辿る。まさに身勝手。受け入れられない愛ほど虚しいものはなく、その存在は愛を感じた側にしかわからない。
 結婚式はお互いの愛を他者にわかりやすくプレゼンする儀式とも言える。横恋慕、片思い、執着心といったものは、他者にわかりやすくプレゼンする機会はない。それを感じている個の中にしかない。
 そして、その愛が爆発するとき、世の中では一般的に「事件」となる。一方的身勝手な愛のプレゼンは事件でしかない。もちろん世間は知ることになるが、認めることはできない。してはいけないこととして記憶される。
 SM関係には、これに似た状況が起こり得る。拘束、監禁、暴行であるから、立派な事件だ。グローブをつけた殴り合いでも、ボクサーがリングの上でやる時以外は犯罪になり得る。そのきわどさは、身勝手な愛の特徴なのかもしれない。
 SM小説でもっとも難しい部分は、どうすればこの一方的で身勝手な愛を、作品でスパークさせることができるかだ。ミステリーで重要なトリックと謎解きのように、SM小説では、このスパークのためのSM的シチュエーションが重要になる。
 荒縄工房では自虐的な主人公が自ら堕ちていく作品を主に書いてきた。あえてSM的シチュエーションを作らず、「そもそもこうなのだ」という強引なやり方で突っ走るスタイルを探ってきた。
 そして五年を経ていま再び、SM的シチューエーションに向き合って作品を書いている。SM的シチュエーションに向き合いながらも、過去の偉大な作家たちによるSM作品とは違う道はないかと模索している。
「変態ですみません」そして「メロー・マッドネス」という自称フツー小説を書きはじめたのも、その一貫だ。支配するされる関係は、SM小説や官能小説以外でも成立する。フツー小説の枠組みの中でなにが描けるか、挑戦している。
 結果的に「メロー・マッドネス」と「君の泣き顔が見たい」は、どこか底辺で同じものを持っている作品になっている。前者はフツー小説(だけど主人公は奴隷)、後者は荒縄工房風SM小説(だけど主人公は懊悩する)。
 このチャレンジがどういう結末を迎えるにせよ、くされ作家としては避けて通ることのできない道をいま、歩んでいることだけは確かだと信じている。

(協力:エピキュリアン アームクラッチバンド


小説(官能小説) ブログランキングへ

★小説『堕ちる』特別編★
堕ちる1

DMM.R18版はこちらへ
DLSite版はこちらへ
Kindle版はこちらへ

OLが自虐の果てに見たものとは? ブログ連載を加筆修正の上、未公開の原稿を追加しました。主人公は壮絶な自虐癖から拷問ののちに人間ですらなくなっていく……。



★小説『堕ちる』Part2 シークレット・バージョン★
堕ちる2

DMM.R18版はこちらへ
DLSite版はこちらへ
OLが拷問地獄に堕ちる『堕ちる』の別バージョン(「小説『堕ちる』特別編」の続編ではありません)。初出時にあまりの描写に小説掲示板から削除されてしまった部分などを復活。お読みになる前に「体験版」などにある「ご注意」をご確認ください。


エピキュリアン1

今日のSMシーン
逃亡M奴隷捕獲監禁アリ地獄 浜崎真緒
逃亡M奴隷捕獲監禁アリ地獄 浜崎真緒


 

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

メロー・マッドネス 14 緑と赤に彩られた蛇

前回はこちらへ

 女はいま社会の底辺で生きている。梨々花は自ら奴隷の道を選び、運良く工藤に躾けられ、調教されてきたので、そもそも自分で生活をする気持ちがない。
 だが、知加子は収入こそなく福祉に頼っているとはいえ、自ら生活をしようとしている。どこからそんな力が沸くのだろうか。
 流し台には日本酒やウィスキーの瓶がずらりと並び、三角コーナーにはタバコの吸い殻が詰まっている。
「な、元旦那の居所、教えてくれよ」
「え? いまさら鹿尾になんの用?」
「それはどうでもいいだろう。おまえと赤ん坊を巻き込みたくない」
 鼻で笑う。
「ここに来るぐらいだから、よっぽどかなと思ったけど、あんたと二度と顔を合わせたくないヤツまで頼るって……」
「あいつだって、もう六十超えてるだろ」
「そうよ。わたしだってとっくに三十、超えてる。でも、あんたのことは、昔の話じゃ済まないよ、きっと」
 彼女はキャミソールの肩をずらし、背を向けた。血色のよくない肌。なにかしらプツプツと出来ている。その肩甲骨に沿って、緑と赤に彩られた蛇がのたくっていた。
「消せない過去ってやつじゃない?」
「よせよ」
「藤崎さんに入れてもらったのよ」と彼女は梨々花たちに見せつけ、腰をくねらせる。「あたしが最初の奴隷ちゃんよ」とおどける。裾がはだけると、豊かな陰毛が見えた。
「ミルクの時間だわ」
 タバコをたっぷり2本吸ってから、湯沸かしの湯で粉ミルクを溶かす。乱暴だが手慣れている。
「シャワー使うならとっとと使って」
 彼女は藤崎を無視して、ミルクの温度を確かめながら梨々花から赤ん坊を抱き上げた。
「母乳じゃないのかよ」
「ふん」とまた鼻で笑う。「あたしの体は毒でいっぱいだからダメなんだってさ」
 藤崎もあきらめ、美麗にシャワーを使えと促す。
「右のタオルは洗濯したやつだから、使っていいけど、左は汚いからダメよ」と美麗に声をかける姿は、それなりに母親に似ていた。
 梨々花は母親をほとんど覚えていない。自分も幼い頃はこうして育てられたのだろうか。物心ついたときには父しかおらず、父と父の兄に育てられた。父の兄は足が悪かったが自宅で譜面を書く仕事や、作曲やアレンジをしていた。梨々花は叔父が好きだった。
 癌で梨々花が小●生の頃に急に亡くなった。それからは父と二人暮らしだった。高校に進学した頃、父が倒れた。脳血栓だったが、脳に腫瘍があることもわかった。働けなくなった。
 大学へ行く余裕はなくなり、梨々花はキャバクラで働いた。父は、梨々花が客と飲んでいる間に静かに逝った。
 孤独がじわじわと梨々花を締め付けた。だからその土地を捨てて東京に出てきた。東京は生温かい。一人で生きても一人であることをあまり考えなくてすみそうだった。
 そしてキャバ嬢の間でウワサされていた「奴隷契約」を知った。「あんた、奴隷にされちゃうよ」と冗談で、だったが。
 工藤という男と知り合い、冗談ではないことを知った。パパ活だとか援交だとかヒモの話が周囲に当たり前に転がっている中で、奴隷は異色でなおかつ絶対に選択してはいけない道だった。
 梨々花はだから魅了された。工藤との関係は、形を変えた父との生活の延長のようにも思えた。工藤は父ではない。肉体を求める。厳しい。異常なまでに恥とか義理を重視する。それでいて誰よりも非情だ。
 彼との時間は、いま思っても貴重だった。人間扱いされない世界で、這いずるように生きてきて、なにもかも忘れることができた。
 それが、藤崎に強引に奪われてからというもの、これまでのツケのように、現実がいっきに襲い掛かってきた。
 団地。貧困。赤ん坊。アル中。そして死。
 この漂流している部屋の行き着く先は、死なのだ。
 一人でシャワーを浴びる。狭いユニットバス。ここも黄ばんでいる。タバコ臭い。酒臭い。そして赤ん坊の排泄物かなにかの異臭。
 あの女はあれでも赤ん坊を産み、育てている。
 梨々花には驚きでしかなかった。
 着替えはない。美麗の部屋着をまた着る。
「あら、かわいいわね」と知加子に言われた。裸を見られた。「ちょっと触らせて」と無遠慮に乳房を両手で掴む。
「ふーん。あいつ、趣味、変わったのかな」と笑う。巨乳好きだったのだろうか。
「あんな男についていっても……」
 途中で警告をやめた。じっと目を覗かれた。
「そうよね。あんたも、酷い目に遭うのが望みなのよね。じゃなきゃ、奴隷なんてなるわけないものね」
 藤崎が痛みをこらえきれず、うめきながらシャワーを使っていた。美麗が手伝っている。なぜか藤崎は梨々花にやらせなかった。
「かわいい顔してるのに」
 頬を撫でる。
「あの男、ちょっと変わったわね。あなたのせい?」
「わかりません」
「だって、いまだって。あんたに弱いところ見せないじゃない」
 そうなのか。梨々花にはわからない。
「これ」
 コンビニのレシートの裏に、小さな字で住所と携帯の番号が書かれていた。
「あいつに渡して。そして、とっとと出て行って」
「はい」
 団地を出たものの、携帯はつながらなかった。
「ちくしょう。行くしかねえか」
「どこ?」
「ぶくろ」


小説(官能小説) ブログランキングへ

★『安里咲1』★

DMM.R18版はこちらへ
DLSite版はこちらへ
Kindle版はこちらへ
亜由美の拷問実験を目撃させられた美しき女子大生・安里咲。後継者として目をつけられ、女子寮のペットに。寮長たちによる過酷な調教が彼女を被虐の快楽に引きずり込みます。


★『安里咲2』★
arisa2100100.jpg
DMM.R18版はこちらへ
DLSite版はこちらへ
Kindle版はこちらへ
完結編。休む間もなく徹底した調教の果てに辿りついたものとは……。恥辱にまみれた公開調教から東欧の古城で繰り広げられる拷問ショーへ。


エピキュリアン1

今日のSMシーン
凌辱研修 女子大生調教インターンシップ 妃月るい
凌辱研修 女子大生調教インターンシップ 妃月るい


テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

メロー・マッドネス 13 武器がいるわ

前回はこちらへ

 自分たちは小高い場所にいるのだと知って、しばらく夜景を眺めていた。見通せる限り、都会のビルの灯りが広がっている。
 そのどこかに敵がいる。自分たちが逃げ込める場所はあるのだろうか。
 橋を渡ってマンション街に入る。深夜だからか、人通りは少ない。
 こんなところで、襲ってくるとは思えない。
「どこへ行くの?」
「さあな。どこかで車を拾おう」
「こんなところじゃ、タクシー来ないわよ」
「駅に出れば見つかるだろう?」
「歩くしかないか」
 足を引きずりながら精一杯速く歩く藤崎は、梨々花が肩を貸そうとしても断った。おまえは荷物を運べ、と。
 美麗は2つのスーツケースを転がしている。梨々花はバッグを肩からさげて、一つは両手で持っていた。
 蜂が飛んでいる。
「嘘だろ」
 藤崎が立ち止まり、歩道に植えられたイチョウの影に隠れた。
 蜂ではない。ドローンだった。カメラがついている。それがしだいに低くなって、3人に接近してくる。
「ちくしょう」
 美麗が梨々花の提げているバッグを奪うと、中から牛追い用の長い一本鞭を取りだした。
「ふざけんな!」とその鞭をふりかぶり、ドローンを叩き落とした。
 夏の終わりのセミのように、ドローンは無様にアスファルトに叩きつけられて、しばらくもがいていたが、藤崎はそれを踏みつけて静かにさせた。
「武器がいるわ」
「いまのおれに用意できるかわからないが、とにかくいったん、逃げよう」

 夜が明けていた。
 赤ん坊の泣き声を、梨々花は久しぶりに聞いたと思った。それも間近で。正確には自分の膝の上で。
「ボス、リーダー、ここはなに?」
 美麗はぶち切れそうだ。築30年は経っているだろう天井の低い団地。エアコンは白かったのかもしれないが、黄色く変色してしまっている。
「ここしか思いつかなかったんだよ」
 狭いせいか、部屋は物であふれていた。布団、マットレス、ベビーベッド。ベビー用のイス。壁には女ものの服がいくつもぶらさがり、洗濯物もある。洗濯物は狭いベランダまで連なっている。ダイニングテーブルには、買ってきてそのままのようにスーパーやコンビニの袋を下敷きにした、カップ麺、ポテトチップス、チョコレート、粉ミルクなどが山になっている。ほ乳びんや離乳食の缶詰、ソースや醤油などまで。
 それは、床上浸水してとりあえずテーブルに物をあげたところのようでもあった。
 この部屋は漂流しているんだ、と梨々花は感じた。
 藤崎は物がいっぱいのっているダイニングテーブルの横で、イスに座っていた。絆創膏を取り換えている。
 すぐ横の流し台にもたれて、この髪がボサボサで顔色の悪い女が立っていた。酒とタバコ。窓を開けても、そのニオイは消えない。黒いキャミソール。
「よくまあ、思い出してくれたこと」
 嗄れた声は老婆のようだが、梨々花には30代か40代かに見えた。乳房の大きさに驚かされる。
「今ごろ、なに? 認知でもする?」
「ふざけるな。おれの子じゃない」
「証明してよ」
「ふざけるなって。証明はそっちがしろよ。おれはパイプカットしてる」
 女がガラガラと壊れたオモチャでも動かすような声で笑った。
「なんかさ、いきなり明け方にお友だちを連れて転がり込んできてさ。こっちだって忙しいんだし。もっと寝てたかったんだけど」
「悪かったな。だけど、おまえだって、おれを忘れたわけじゃないだろう?」
 女はタバコをフィルターのギリギリまで吸い、まだ火があるうちに次の一本に引き継がせた。爽やかなメンソールの香りが、まるで似合わない。
「じゃあ、なに。これが、あんたのいまの奴隷ってこと? こいつが来たから、子持ちのババアはお払い箱ってこと?」
「違うよ。もっと前に別れたじゃないか」
 しばらく痴話喧嘩のような会話が続く。
 赤ん坊は泣き止んだが、その顔は世の中のすべてを呪っているかのようだった。間違ったところに生まれてきちゃったんだな、と梨々花は感じた。自分と同じだ、と。
 低く落ち着いた女の声。浮つき悲鳴のようにも聞こえる藤崎の声。その不協和音を聞きながら、赤ん坊はすべてを諦めているようだった。
「ま、少し機嫌、直してよ」
「うん」
 妙に女がしおらしくなった。テーブルに何枚かの札が並んでいた。それを女は躊躇うこともなくかき集めて折り畳み、壁に吊してある服のポケットに突っ込んだ。
 バッグを使わないのか、と梨々花は思った。サイフもないのか。
「というわけで、美麗と梨々花」
 藤崎がやっと2人を紹介した。
「まあ、美麗様。こんな風にお目にかかれるなんて」と彼女は目を輝かせる。
「思い出した。知加子、だっけ?」
「はい。鹿尾知加子です」
 しかお・ちかこ。顔が近い、と梨々花には聞こえた。
「そうなんだ。藤崎さんから聞いているわ」
「悪口でしょうね」
 2人の女は渋く笑った。
「みなさん、汗くさいです。風呂を使います?」
「あるの?」
「あるわよ。こんな団地で生活保護でも、風呂ぐらいはある」


小説(官能小説) ブログランキングへ

★『亜由美 降臨編』★
ayumi07-100.jpg

アマゾンへはこちらへ
DLSiteはこちらへ
DMMはこちらへ
亜由美シリーズ完結編。『一部~三部』『灼熱編』を経た亜由美が帰国。武器を身につけた彼女の復讐がはじまる。『安里咲1、2』の後日談と一体化したストーリーは最後まで目を離すことができない展開です。亜由美と安里咲の有終の美をお楽しみください。


★『亜由美 灼熱編』★


DMM.R18版はこちらへ
DLSite版はこちらへ
アマゾンkindle版はこちらへ
亜由美のその後を追う「外伝」。亜由美が自ら語るパルダ王国へ性奴隷として留学させられた日々。拷問調教での傷を癒すため貨物船に乗せられ、種付けされながら王国へ。そこで待ち受けていたものは……。連載時にはなかったエンディング。


エピキュリアン1


今日のSMシーン
女子校生NTS オレが仕込んだ変態彼女を同級生にハメさせる。 琴水せいら
女子校生NTS オレが仕込んだ変態彼女を同級生にハメさせる。 琴水せいら




テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

最新記事
カテゴリ
各作品を掲載順にお読みいただけます。なお、作品刊行前に予告なくダイジェストのみの公開になります。
相互リンク
ブロとも一覧

SMデータベース

きょうもいいてんきっ♪♪♪

究極エロ画像まとめ ~ぬきぬき~

アダルトブログ宣伝ブログ

ちょっとエッチ・だいぶエッチな画像

緊縛の館

ある調教日記

ハルカの自撮りDougaでDoda | 素人オナニー動画でゴメンナサイ

僕の変態性処理奴隷ペット 繭子の調教日記

Fetishi-SM いろは

畜奴の家Ⅱ

従順ブタ妻 弥生のSM日記

半熟夫婦の露出日記

淫縛と調教の世界

美しい人妻

SM~猟奇の性書~変態

M男の人間便器動画

緊縛 鼻責めコンテンツアウェイのブログ

~変態奴隷への調教課題~

隠れ変態女に愛を込めて~隠れ異常変態性欲女のための『叫びの壺』

【M男向け】S女とM男の天国 / [For Male Masochist] Heaven of Sadistin and Masochist

メイの日常

OL夢華の秘めごと遊び

M女調教部屋~体験調教承ります~

Mogaの寝取られブログ&寝取られ動画専門サイト[MOGA07NTR]

CFNM・マゾヒスト・露出狂研究所

ネこトこネこ

サイズフェチと巨大娘のss小説が大好きな妄想日記

SM事師たち-無料SM動画学入門-

緊★縛エロチカ★

SM Sleeper

従順M妻の日記

パイパン奴隷の野外露出とSM調教

拷問刑具図鑑 【SMブログ】

(羞恥+露出+調教)×理性=堕ちる。。。

ゆかりのいろんな日常
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
プロフィール

あんぷらぐど

Author:あんぷらぐど
 アクセスいただきありがとうございます。このブログは18歳未満はお読みいだけないアダルトサイトです。
 表現上、お食事時にはふさわしくないときもありますので、お気をつけください。
 なお本ブログに掲載している作品の著作権はあんぷらぐどに、出版権は電子も含めて荒縄工房にあります。無断転載・印刷・流用はできませんのでご注意ください。

 荒縄工房の取説もご参照ください。

 現在の掲載日程
※2017年11月13日からは下記の予定となっています。

火曜日・水曜日
 お尻をオモチャにしてください
木曜日・金曜日
 君の泣き顔が見たい
土曜日・日曜日
 メロー・マッドネス
月曜日
 妄想絵物語(イラスト・月工仮面さん)
 または「コラム」
 月は休止の場合あり


ホームページ 荒縄工房 オリジナルSM小説の世界
 刊行作品についての解説・目次など。

ツイッター
「荒縄工房」は通常、午後1時頃までに更新予定です。更新をお知りになりたい方は、tツイッターをフォローいただければ幸いです。

 更新手続きしてもブログ上ですぐに反映されない現象が出るときがあります。ツイッターでお知らせしたURLでその記事を読むことができますので、お試しください。


FBページ「荒縄工房 電子書籍部」
 ツイッターを休止・停止しているときは、このFBページでお知らせしています。

SM研究室
 ライブドアブログ。ただいま休止中。バックアップ用。

今日も上機嫌ってわけないだろ
 あんぷらぐどのエロなしブログ。





「荒縄工房」全作品リスト




バナー倉庫

 ここで取り上げている作品はすべて、フィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また、特定の団体、宗教、人種、性別などを誹謗中傷する意図はありません。

人気ブログランキングへ


ペンネーム「あんぷらぐど」
1970年代からのSM小説を読み、書き。「仲ゆうじ」などのペンネームで「SMセレクト」などに小説を書かせていただいておりました。
未発表作、新作などを随時、お読みいただきたいと思っています。

FBページ「荒縄工房電子書籍部」
Twitterやってます
ご利用ください
最新コメント
検索フォーム
QRコード
QR
相互リンク2
最近更新されていない相互リンク先です