小説『堕ちる』 32 最終回 旅立ち
「もう、おまえにはうんざりなんだよ。ほら、この場でオナニーしてみなよ」
「きゃー」
「すけべな公衆便所のオナニーを見てください。ふぇー」
「死のうとか、思ってるんだろ」
「はい」
「どうせ死ぬんだから、なにをされてもいいだろう」
「ぐえええ」
「こんなにされても生きているなんてな。お前はとことん、人の道を踏み外したどうしようもない公衆便所ってことだな」
「がぁぁぁ、殺してください」
小説『堕ちる』完
小説『堕ちる』は今回をもって完結いたしました。長い間、お読みいただき、ありがとうございます。
なお、この愛すべき名のない主人公の物語は、以前「ふにゃふにゃ」名義でブログ公開したものを一部、修正したものです。
この話にはまだ続きがあります。
新たな結末部分を加えた★小説『堕ちる』特別編★
そして過去のカット部分を復活させた★小説『堕ちる』Part2 シークレット・バージョン★
この2作です。
この刊行によって、ブログでの掲載はダイジェストのみの掲載になりますが、このあと、なにが起きたのか。酸鼻を極める行く末については、ぜひ、下記のダウンロード版でお楽しみください。
あんぷらぐど(荒縄工房)
※このご案内は2018年に修正されています。

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OLが自虐の果てに見たものとは? ブログ連載を加筆修正の上、未公開の原稿を追加しました。主人公は壮絶な自虐癖から拷問ののちに人間ですらなくなっていく……。
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OLが拷問地獄に堕ちる『堕ちる』の別バージョン(「小説『堕ちる』特別編」の続編ではありません)。初出時にあまりの描写に小説掲示板から削除されてしまった部分などを復活。お読みになる前に「体験版」などにある「ご注意」をご確認ください。

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