巨乳の告白 おにいちゃんのいいなり 1 古い記憶
わたしの一番古い記憶は、気持ちのいいことを知った瞬間でした。鉄棒、登り棒に股間を擦りつける気持ちよさ。スカートをめくりあげて、パンツをみせびらかして、スリスリと。気持ちいいことをするのです。
気持ちいいよー、わたしはいま、すごく気持ちがいいんだもん。それを世界中に言いたい気分になったものです。
二つ上のおにいちゃんの自転車、流星号の後ろに乗せてもらうのもすごく気持ちのいいことでした。
千年坂を猛スピードで下る快感は、いまでも夢に見るほどです。
「ここで転んだら千年、祟るんだ」
近所にある広い道。それでいて1日に何台も車は通りません。住宅地の中の坂は、最後のところで緩やかな左カーブになっていて、そこに突入するときにすごいスピードになるのです。そして曲がりきれないかもしれない、古田さんの家の門柱に突っ込むかもしれない、というスリル。転んだら千年祟るという怖さ。
古田さんは当時、退職した老夫婦のみの一軒家で、スバル360という小さな車が実際に突っ込んで、虫みたいに完全にひっくり返ったことがありました。それを大人たちが元に戻すのを見ていたんですが、もしかすると年齢的にそんな記憶があるはずもないので、あとで人から聞いた話かもしれません。
だんだん、わたしも成長して、ある時期からおっぱいが突き出てくるようになって、それでもおにいちゃんの背中にぎゅっと押しつけてそこを猛スピードで下る快感は、ほんとに最高でした。あそこがジュワッと熱くなるのです。
自転車の後部は荷台のような冷たい金具なのです。そこにわざと大股開きで座って、おにいちゃんにしがみついて、股間を金具に押しつけるようにして、いっぱい感じるのが好きでした。
いけないことをする遊びをおにいちゃんとするようになったのは、快感の記憶とほぼ同時なのです。鉄棒か千年坂かわかりませんが、わたしの快感を知った彼は、それをおもしろがってくれたのです。
「おまえ、エッチだな」
「ええっ、そんなんじゃないよう」
言葉はいつも裏腹。そんな頃からわたしは快楽のための生き方を選んでいたのです。それはウソつきになることでもありました。親にも友だちにもウソばっかりついて、自分の快楽世界を守ろうとしてきたのです。
「どうなってるの、見せてよ」
一緒にお風呂に入っていたので、お互いの体の違いはわかっています。だけど、おにいちゃんも、まだ明確に女の体の構造を知っていたわけではありません。
最初は、公園の横にある草むらで、おし○こをするところを見せました。
「いやだよ」
と口では言うのに、
「見ないで」と怒ったように言っておきながら、おにいちゃんの目の前でパンツを脱いで、つるつるのあそこを突き出すようにしてからしゃがみ込んでしました。
「あうう、がまんできないぃ」と言い訳をしながら。
「なんだ、すげえな」
なにがすごいのかわかりませんが、兄はこの日からわたしにいろいろとエッチな命令をするようになりました。
見せる、触らせる。
それが日課のようになったのです。兄はあまり友だちがいなかったし、野球をやっていたのに、けっこう暇でわたしを相手に、やっぱり人には言えないことをずっとしてきたのです。
自分にはもう低くなってしまった鉄棒に跨がってひとしきり快楽を味わったあとに、コウモリみたいに膝をひっかけて逆さにぶら下がっていたときでした。
「パンツ、まる見えだぞ」
怒ったように言う兄。一緒に遊んでいたのか、別々に遊んでいて見つかったのか、覚えていません。
「だって」
なんだか気持ちよくておもしろいから、そのままぶらぶらしていました。短いスカートは完全に裏返って、パンツが見えているのです。恥ずかしいけど、いまから思えば「自分らしい」と感じていたのではないでしょうか。これが自分なんだ、見て見て、という感じ。
すると、兄はスカートでパンツを隠すのではなく、パンツに指をかけて引き上げたのです。
「えっ?」
「お仕置きだ。見せろよ」
「だめ」
またウソをつくわたし。
兄の指先に協力して、体をくねらせてパンツをずらされるままにしました。
まだ高い太陽。ギラギラしてまぶしいので、たぶん夏休みだったのかもしれません。
だらだらと汗をかいている二人。
兄は大胆にも指であそこを触ってきたのです。
「うごくな」と怒られました。
逆さになって、兄の半ズボンから出た汚れた足と汚いズックを見ながら、あそこをいじられました。
その頃は衛生的な感覚もいまとはまるで違うので、手も洗わずに大事な部分を触ることには抵抗はなかったのですが、なにか怖いことをされるような気がして、ちょっと怯えていました。
「おにいちゃん、ねえ、おにいちゃん」
「うるさい、黙れ」
兄の指が、鉄棒に擦りつけてジンジンと熱くなっているまんこを触っています。
「おにいちゃん、怖い」
「うるさい」
いつになく執拗でした。わたしの体になにか重大な秘密でも隠されているかのように、肉をひっぱり、広げるのです。
「ああっ、そんなにしたら、痛いよう」
「だまれ。お仕置きだ」
指の先端が、自分でも触ったことのない部分に入っていきます。
それは痛くて、恥ずかしくて、怖くて、だけどとってもステキな瞬間でした。
「これか」
と兄はとうとうそれを見つけたようです。
「痛いの、ねえ、痛いんだってば」
指先がすごく奥まで入ってきます。
「ホントだ。穴が開いてる」
いまから思えばとても危険で残酷なことでした。
つづく
☆お知らせ☆
今週から、「告白シリーズ」を毎週土曜日に連載することになりました。これまでの作品よりは、官能小説寄りですがアブノーマルな性の快楽を中心とした作品になる予定です。今回の「巨乳の告白」は、昭和生まれの女性の異常性愛の半生を追います。お楽しみに。
また、月曜日には先週から「エロの風景」という新コラムを不定期に掲載しています。月工仮面さんが復帰しだい妄想絵物語も復活します。
これまで掲載していた別のコラム(物語の物語、くされ作家のクズ箱、危険なサイト、セルフライナーノーツ)は、土曜か月曜に随時、掲載となります。

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