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新連載 バイオレンスツアー 1 ごつい指が礼子の膝の間に

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★こんにちは。いつもお読みいただきありがとうございます。新連載「バイオレンスツアー」の1話を先行掲載します。通常、木曜・金曜の連載となります。この作品は仲ゆうじ名義で雑誌「SMセレクト」に掲載された作品です。80年代の作品なのでいろいろ古い描写も多い上に、当時の私とはずいぶん文体なども違うことから、今回、全面的にリライトしての掲載となります。このためオリジナルとは違う内容になっていくはずです。お楽しみに。

 JAL51便は、しだいに高度を下げて巨大な都市へ舞い降りていった。
 浅見礼子は、碁盤の目のように走る広い道と、山を越えて果てしなく広がる住宅に、改めてアメリカのスケールを感じた。
 同時に単身、このアメリカで語学の勉強のためにホームステイしている、友人の崎本千代絵の偉大さ、度胸の良さを思った。
 自分はアルバイトひとつ、満足に選べない、おじょうさん育ちの弱虫だった。もし千代絵からの誘いがなければ、けして一人でアメリカに旅行することなどなかったはずだ。
 心配する両親をふりきって「私だってできる」と意地を張ってここまで来てしまった。
 降り立ったロスの国際空港は、まるで宇宙のターミナルのようだった。さまざまな人種が行き交い、耳に飛び込む言語はまるでわからない。
 同じ便でやってきた夏休みをウエストコーストですごそうという日本人の若者たちの歓声は疎ましく、でもそこに自分が頼れないことが少し残念だった。
 たったひとりで来てしまった。
 イミグレーションで簡単な手続きをすませると、千代絵の待つ空港ロビーに向かった。荷物は小型のバッグひとつ。あとは、こちらで必要なものだけ買えば、それがそのまま記念品にもなる、荷物なんていらないと千代絵の手紙にはあった。服装も、七月のL・Aは、Tシャツと水着で十分らしく、ラフなものでいいらしい。
 ロビーで名前を書いたカードを掲げている出迎えの人々は、みな、ジョギングの途中で寄ったかのような気楽な服装だ。日曜日の朝八時ともなれば、当然のことなのだが、礼子には、いかにもアメリカらしい、自由で気取らない雰囲気に思え、時差ボケの心も少しばかり明るくなった。
 迎えにきているはずの千代絵の、あの懐かしい顔は見当たらなかった。白い夏向のワンピースに、やはり白いつば広の帽子をかぶった礼子は、アメリカ人に間に入ると、まるで子供だった。
 ここでは、二十という年齢も、百五十八という身長も、なんの意味もなさなかった。ワンピースの裾が短すぎたような気もした。
 ちっぽけな自分……。消えてしまいそう。
 ロビーを一周したあと、出発前に電話で打ち合わせた通りに、スマホに登録されたナンバーを選択する。
 出たのは、千代絵がホームステイしているトンプスン夫人だった。
「よかったわ、連絡がついて。千代絵はあなを迎えに、息子のトビーと車で行ったんだけど、途中で事故に遭ってしまったの。たいしたことはないから、心配しなくてもいいのよ。いま、弟のエドが友達のクルマでそっちへ行ったわ。赤いトヨタのトラックだから、すぐわかるわ。エドのことは知ってるわね?」
 夫人はともすると早口になりがちだったが、ひとつひとつ言葉を確認しながら話してくれ、なんとか聞きとれた。
 だが、「千代絵は無事なのか?」といった質問さえも、なかなか口に出て来ない。もどかしいうちに一方的に通話は切れた。
 千代絵に直接電話をしてみたが、電源が入っていないらしい。
 無事だろうか……。
 トビーとエドの兄弟については、その双子のようによく似た顔つきと、カレッジでフットボールをやっているとかで、ボディービルダーのような体躯の持ち主であることをはっきりと記憶していた。
 クラスメイトに写真を見せたら、プロレスラーの悪役のようだとからかわれた。
「なんだ、金髪のイケメンじゃないじゃん」
「肉ばっか食ってそうだよね」
「そう、鷲づかみでさ」
 確かに笑っている写真なのに、怖さを感じてしまう。千代絵によれば、優しくていい兄弟らしいのだが……。
 そもそもトンプスン夫人やその息子たちとは、あまり関わらない予定だった。千代絵と一緒にアメリカ横断の旅に出る計画だったからだ。東海岸まで行き、その様子をネットで配信するつもりだった。
 見渡せば、そこかしこにレスラーのような体型の人たちがいて、見分けが付かない。
 一緒の便だった日本人たちが散り散りに去っていってしまうと、礼子には不安しか残らない。
「ひとりじゃムリよ」と母が言った。
「大丈夫」と強がった。私は変わるんだから、と。年の離れた兄も「ムリするなよ」と言ったが、冷ややかな目だった。どうせ行かないだろうと、口先ばかりだろうと思っていた。
 しっかりしなくちゃ。
 ふと赤いピックアップ・トラックがガラス越しに見えた。あれかもしれない。
 バッグをぎゅっと握り、写真どおりのエドに向き合った。
「やあ、君がレイコだな。よろしく。おれのこと、レイコがなんて言っているか知らないけどさ、まあ仲良くやろうぜ。こいつはホワイト。同じチームのディフェンスエンドだ」
 エドよりひと回り大きい黒人を紹介され、礼子は顔が引きつった。それを気づかれたくなくて必死に笑顔を作ろうとするが、彼らはまったく気にしていない。
 エドとホワイトは早口でなにかを言い合うが、どちらにも笑顔はない。正直、礼子は怖くてこの場から逃げたかった。
「荷物、それだけ? 行こうぜ」
 エドが礼子からバッグを奪ってトラックの荷台に放り込む。ホワイトは運転席にその巨漢をすべり込ませる。
 ベンチシート。ホワイトとエドにはさまれて、窮屈で居心地は悪い。
「リラックス! 事故っていっても大したことなくて、千代絵は無事だよ。すべてOKだ。心配はいらない」
「よかった。千代絵は無事なんですね」
「ああ、まあ、少し治療は必要なんだけど、入院は必要ない。家でちゃんと治せる」
 するとホワイトが吠えるように「リラックス!」と言って笑った。
 エドのごつい指が礼子の膝の間に無遠慮に入ってきた。
「ノー!」
 礼子は叫び、必死に払い除けようとしたが、エドの指、腕はマシーンのようにぐいぐいと入ってくる。
「エド、ちっちゃすぎないか?」
「なーに、柔らかいから平気さ」
「おれのはムリだろう」
「訓練次第で、馬とでもやれるようになる」
 早口でスラングが飛び交う。礼子にはほとんど聞き取れない。腿の間に入り込んだエドの手を引き抜こうと必死なのだが、まったく彼らは動じない。
 クルマは油田地帯を通っていた。水飲み鳥のような機械がオイルを汲み出している。
 何度も地図で確かめていた。ロスの中心部からはかなり離れた場所にトンプソン家はあった。
 サンタモニカ・フリーウェイに入った頃には、礼子は無駄な努力を諦めていた。柱のようにエドの腕が突き刺さっている。エドもそれで気が済んでいるのか、じっとしている。
 そのスキを狙っていたのだろう。腕が股間へとスライドし、ワンピースの裾をめくり上げながら、太い親指がずばりパンティに到達し中心部に当たった。
「いや! やめて!」
 日本語しか出ない。
「ここはアメリカだ。僕たちは日本語を知らない。なんだ、なにが問題なんだ?」
 指の先がぐりぐりと股間を押す。そのあまりに卑猥なジェスチャーの意味することは明らかだ。
「日本製のクルマは小型で高性能だものな。千代絵も日本製。礼子も日本製」
 エドのふざけた言葉。礼子は思いきり殴りかかっていたのだが、その細い手首はエドの顎に届く前に掴まれて、逆に捻られ、骨が折れそうな痛みに力も抜けてしまう。
「殴ったことがあるのか? そんなんで誰かを殴れるのか? こうやるんだ」
「うっ」
 エドの肘が鎖骨の辺りを強打し、礼子は気力までも奪われた。エドは礼子の両手首を片手で掴み、ルーフに押しつけた。
「優秀な日本製の部品を見せてほしいな」
 ホワイトがわめく。
「そうだ、いい子にしろ。悪い子でもいい。どっちにしろ、俺たちは俺たちがやりたいようにするけどね」
 エドが腕を持っていってしまったので、礼子はシートから腰を浮かせるしかない。シートベルトをホワイトが外してしまったらしい。
 エドの親指がパンティのゴムに食い込んだ。
「お願い、お願いだから……」
 なんとか英語を使うが、まったく聞いてくれない。
「ちっちゃい子がなんか言ってるぞ」
「知ったことか」

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★小説「亜由美」第一部★
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メス豚女子大生・亜由美の完結編。壮絶な輪姦合宿から同じ大学の女子を巻き込んでの拷問実験へ。連載時にはなかったエンディング。


エピキュリアン1


今日のSMシーン
おじさん…今日、私を縛ってください。3 いつか
おじさん…今日、私を縛ってください。3 いつか


テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

バイオレンスツアー 2 カワイイの大好きだもの

前回はこちらへ

 このままだと殺される……。
 泣きながら礼子は必死に逃れようとする。
 エドが思いきりパンティを引っ張ったので、それは簡単に裂けてしまった。
「見ろよ、こんなちっちゃな布きれだ」とエドはふざけてホワイトの顔に投げる。
「ん?」
 運転しながらもホワイトは軽く受け取ってその布の艶やかな感触を確かめ、ニオイを嗅ぐ。
「いいニオイだ」
 破れたパンティをそのまま窓から投げ捨てた。
 礼子は膝を思いきり引きつけてから、エドに向かって突き出した。テニスや乗馬やダンスで多少は鍛えていた。細い足が鞭のようにエドの肩口に入り「うおっ」を明らかな痛みを感じたらしく、礼子を吊り上げていた手が離れた。
 礼子はそのままエドを蹴り続けようとしたのだが、反撃はそこまでった。
「ぎゃっ」
 ホワイトの手刀が首元に入り、あまりの痛みに礼子はそのままエドの上に倒れ込んだ。
「二度と、おまえを自由にはさせない」
 痛みに顔をしかめながらエドは礼子の腕を背後にねじ上げ、その体をダッシュボードの下、エドの足元に落とした。
「反省しろ、小娘」
 巨大な足で顔を踏まれ、見上げると鬼ようなエドとホワイトが見えた。
 礼子は絶望の中で顎を蹴られて失神した。

 最初に目に入ったのは、荒れ果てた庭だった。雑草の生えた柴。薄汚れたプール。何年も水を取り換えていないのだろう、汚い水の上に枯葉や枝が落ち、ビーチ用のチェアが落ちて半分沈んでいる。
 ホワイトに髪をつかまれ、エドに腕を背に捻り上げられ、礼子は腰を折るようにしてクルマから引きずり下ろされて、そんな殺伐とした光景の中を歩かされる。
「いらねえな、こんなもの」
 つば広の帽子。それをホワイトがフリスビーのように飛ばした。それがプールに落ちる。持ち主を心配するかのようにしばらく抵抗していたが、やがて汚い水を吸って半ば沈んでいく。
「このあたりは、いいところだぜ」
 ホワイトが髪をぐいっと引いて、礼子に周囲を見せる。板囲いは雑で、それほど明確に道路や近隣と境界を設ける気はないようだ。かつては中流家庭で賑わったこの地域も、いまはさまざまな移民の坩堝となっている。
 ここからさらにお金を増やした人たちは、海岸沿いに引っ越していってしまい、残された白人は時代の敗者とも言えた。
 古いクルマがうち捨てられたように道路に止められ、向かい側はどう見ても廃屋。隣りの屋敷も窓ガラスがすべて板で止められているのに、それも壊されていた。
 近くにある四階建てのビルも、落書きだらけ。火事でも出したのか壁面は焼け焦げていた。それでも人が住んでいるのか三階の窓から白いシーツが干されていた。
 トンプスン家も荒廃に関しては大差ない。木製のガレージは半分腐っているようだ。緑に塗られた悪趣味な平屋。そのペンキも剥げている。そのくせ、頑丈そうな樫のドアと、各窓に取り付けられた鉄格子は真新しい。
「ああ、ありがとうよ、この生意気そうな牝をめちゃくちゃにしてやれると思うと、涙が出るほどうれしいよ」
 樫のドアを開けて現れたトンプスン夫人は、大げさに礼子を笑顔で出迎える。
「ほらよ、優しいおっかさんだ。ご挨拶しろよ」
 エドの膝が尻を蹴り上げた。
「ぎゃっ」
 思わず声が出た。礼子は「ヘルプ! ヘルプ・ミー!」と大声でわめいた。
 だが夫人もエドもホワイトも笑うばかりだ。
「ようこそ、遠い国から。千代絵も会いたがっていたわよ」
 なにを叫んでもここでは、なんの役にも立たないのだ。この近隣にいるであろう人たちは、他人のトラブルに無関心。ヘタに手を出して撃たれてもつまらない。そもそも言葉も流暢ではない。警察に通報しようなどとも思わない。警察と話をする気などないのだ。自分たちが逮捕されかねない。
「挨拶もできないのね、かわいそう」
 夫人は笑顔でそう言いながら、拳で礼子の頬を殴った。
「うっ」
 ニセ物の宝石だろうが、大きな石のついた指輪で礼子の唇が切れた。その石は、夫人が好みそうな血の色に輝いている。
 それだけでは気が済まないらしく、夫人は履いていた汚いスリッパを手にすると、それで数発、礼子の頬を叩いた。
 パンパンと乾いた音がロスの曇り空に響いた。
 避けようともがいても、ホワイトとエドの腕は機械のように礼子をがっちりと掴んでいる。
 千代絵からのメールでは、亭主を交通事故で亡くし、教師をしながら二人の息子を大学に入れた立派な教育者だったはずだ。
 笑顔は写真で見たとおり、いかにも優しそうで慈悲あふれた母親そのものなのに、平気で暴力をふるう。そのギャップが、世間知らずの礼子にはショックだった。
「入りましょ」
 夫人はスリッパを履いて部屋に戻る。
 そこに入ったら二度と逃げられない。礼子は最後の力を振り絞って暴れようとしたのだが、背中を蹴られて呼吸が停止したまま、部屋に飛び込み床に倒れ込んでいた。
「上品な訪問の仕方だわ。日本人は床を舐めるのが好きなのかしら」
 頭を夫人に踏まれた。
 その間にホワイトとエドが手首にガチャリと手錠をかけ、足首を揃えて強烈なゴムベルトで絞め上げた。その痛みだけで、反抗どころか身動きもできなくなる。
「な、なんで、こんなことを……」
「知りたいのね? どうして私たちがあなたを大歓迎しているか。そりゃ、私たちはお人形みたいなあなたたちが大好きだからよ。小さくて清潔そうでカワイイ。そう『カワイイ』よ」
 夫人は日本語で「カワイイ」を連発し、ホワイトとエドもそれを口にして、からかう。
「私たちの趣味だし。カワイイの大好きだもの。それにこれはビジネスにもなるのよ。千代絵も稼いでくれている。素敵すぎて、頭がクラクラしちゃいそう。この調子で新しい子を定期的にここに連れて来てくれたら、私たち大金持ちになるわよ」
「だったら海岸の方に住もうぜ」
「いいわね。こんなくさくさしたところから出て、毎朝、犬を連れて砂浜を歩くわ」
 三人はなにかバカなことを言って笑っているのだが、礼子は絶望していた。千代絵は酷い目に遭っている。それがビジネスなのだ。千代絵を使ってこいつらはカネを稼いでいる。嫌な想像しかできない。
「千代絵に会いたいでしょ?」
 涙に濡れた腫れ上がった頬を、夫人は優しく撫で回し、大きな親指でつねりあげた。
「くううううう」
「痛いでしょ。泣いていいのよ。そのきれいな顔が歪むと、すごくカワイイのよ」
 エドたちに合図すると、夫人は隣りの部屋につながる扉を開けた。
 礼子はひと目見て、より深い絶望を感じた。いまよりももっと悪い世界がそこにはある。まるで廃屋だ。壁紙は剥げ落ち、窓ガラスはホコリで曇っている。そのせいで部屋の中は薄茶色の陽光しか入らない。外はどれだけ天気がよかったとしても、ここはいつも黄昏以上に明るくなることはないのだろう。
 裸電球がぶら下がっている。
 そして異臭。生理的に受け付けないニオイに礼子は慄然としていた。こんなところに千代絵がいるわけがない……。
「ひいいいいい」
 ズズッと両腕を男たちに抱えられるようにして、床を引きずられた。それは土色をしていたが、かつては美しいカーペットだったに違いない。
「ほらよ」
 臭い部屋の中に連れ込まれた。背後でバタンとドアが閉じ、ガチャッと閂が内側からかけられた。



★隷獣 郁美モノローグ版★
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女子大生がケモノとして飼育される 山ガールを楽しんでいた郁美は、同級生の有希恵に「隷獣」としての素質を見出され、山小屋でケモノに堕ちるための調教を受けるのだった……。伝奇SM小説『隷獣』は、郁美のモノローグに書き改められ、ブログにはない結末が追加されています。


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義理の妹に調教される兄「ぼく」。義妹のケイに、さらに義母に調教される。男の娘として男性たちのオモチャに、トーチャー・クラブの生け贄として拷問へとエスカレートしていく。コメディ要素あり。


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今日のSMシーン
のど射ごっくん涙目鬼イラマチオ! 梨々花
のど射ごっくん涙目鬼イラマチオ! 梨々花

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

バイオレンスツアー 3 千代絵のうめき声がする

前回はこちらへ

 奥の壁に貼り付いた白い物体。それが千代絵なのだろうか……。
「ようこそレイコ。ママとはもう会ったね。エドとホワイトもお馴染みだ。僕はトビー。知ってるだろう? よろしくね」
 驚いたことに、礼子ははじめてまともな人に会ったような気がした。双子のようなエドと顔こそ似ているものの、清潔なポロシャツに洒落たジーンズを履いて、ブランドのスニーカーだ。まさにキャンパスで出会うであろう理想のボーイフレンドそのもの。
 エドより金髪も鮮やかで手入れもいい。目に知性を感じる。
「千代絵は、あそこにいる」
 やはり、あれが千代絵なのだ。正視できない。
「だけど、もう千代絵じゃないんだ。ただの動物なんだよ。みんなは『ピッグ』って呼んでいる。鼻が豚だよね」
 礼子の顔が歪む。見たくない。でも見えてしまった。放心状態のように虚ろな目をした千代絵。蒼白の顔。そして全裸。悲しいほど華奢な肉体。なにをされているのかわからないが、傷や痣があちらこちらに見え、なによりギョッとしたのは、まだピンク色の残る乳首が、小指の先ほど長く、ダラリとしていたことだ。
 なにをされたの? どんなことをされているの? それを私も?
「いやああああ」
 叫び暴れるが、誰かに強く尻を踏まれ、転がることさえ許されなかった。
 ここの人たちは誰も暴力を躊躇わない。それどころか手加減もしない……。
「これから、トンプスン流の教育成果をお見せしよう。動物の『ピッグ』はとても役に立つ生き物なんだ。礼子も旅で疲れただろ。リラックスして、ちょっと見ててね」
 人をくった言い方に、ママたちが喝采を送る。尻の上の靴底は礼子を踏みにじる。
 トビーは、手品師のように茶色い紙袋を手にして、底をちゃんと作った。そしてウインクしてから、それを頭からかぶった。
 目と鼻と口に穴が開いている。ふざけたマスクだ。エドが横にあるスタンドにセットされた撮影用の照明のスイッチを入れ、角度を調整しはじめた。
 まばゆい光に、くっきりと千代絵の裸体とトビーが浮かび上がる。それでいて影が出ないようにエドは調整していた。
「いつでもいいよ」
 礼子の上にのっている足はホワイトだ。
 ママは三脚にセットされた小型カメラのところに行き、「こっちも」とOKサインをトビーに送る。
 千代絵は、床と天井と壁に埋め込まれた鉄環を通した太い鎖で繋がれているのだ。細い首、手首、足首に枷がつけられている。鎖はその枷に通っていて、千代絵の自由は鎖の長さだけなのだ。
 おまけに口には革で出来た猿ぐつわがガッチリと食い込み、目もヘアバンドのようなゴムで隠されていた。
 長く伸びた黒髪は、手入れどころか洗ってもいないのだろう。脂が浮いて汚い。照明のせいでそこまでくっきり見て取れ、痛々しい。
「朝食はまだなんだ。腹が減ったんじゃないかな。ピッグ、どうだ、なにか食いたいか?」
 トビーの声は紙袋のせいで不気味に籠もっていた。彼の指は、千代絵の妙に伸びた乳首をつまんだ。
 それだけで「ぐうう」と千代絵は痛さにもだえている。
「欲しいか?」
 千代絵は必死に大きく頭をタテにふる。
「わかった、わかった。ホントに食いしん坊なんだから。ピッグだからしょうがないよね。たっぷりあげるよ」
 ようやく礼子の尻から靴がどいた。
 ホワイトも紙袋をかぶって照明の中に出てきた。
 鎖を伸ばしたり調整すると、千代絵は意思のない人形のようになされるがまま、床に屈み込んでいる。
 小さすぎるだろ……。
 クルマの中での彼らの会話を礼子は思い出す。確かに千代絵の体は、ホワイトやトビーたちにとっては小さすぎる。礼子だって同じだ。
 ホワイトは千代絵の口から革の猿ぐつわを外した。
 声が聴けるかもしれない。叫ぶかもしれない……。
 礼子の期待は一瞬で消えた。
 革の猿ぐつわの下は、金属で開いたままにされた口があったのだ。照明が当たると、赤い舌や白い歯が見える。
「あああああ」
 ケモノのようなうなり声だけだ。
 トビーは白い陶器を運んでくる。重いらしく完全には持ち上がらず、床をすって運んでいるのだ。古い西洋式便器。
 蓋はない。座る場所も壊れかけている。
 それがホワイトによって仰向けにさせられた千代絵の頭の上に置かれる。首の部分が当たらないように底部が欠けているのだ。
 鎖の長さのせいで、千代絵は仰向けで胎児のように丸まっているように見えた。頭だけ巨大な便器。異様な便器人間だ。
 礼子はこのときはじめて、「まさか」と思った。そんなはずはない。そんなことをする人間がいるはずがない。あってはならない。ありえない……。
 だがトビーはズボンをおろし、便器に座ったのだ。あの人を魅了する笑顔のままで。
 床に伏せたようになっている礼子からは、それ以上、なにが起きているのかは見えなかった。見たくもなかった。
 ただ、新たな異臭とトビーが出すオナラなどで、なにが行われているのかはっきりとわかった。
 トビーはタバコを吸い、床に落ちていたコミックを読みはじめた。足元に丸まっている千代絵の体がなければ、どうということもないトイレ風景なのだ。
「んごんご」
 便器の中から千代絵のうめき声がする。
 やめて。そんなことしないで。千代絵、やめてやめてやめて……。
 千代絵の獣じみたうなり声。喉が、腹が動いている。鎖につながれた手はぎゅっと拳を固めている。ときどき苦しげに足をバタつかせる。
「いま、2000ビュー」とエドがスマホを見てママに告げる。
「もうちょっとカメラを近づけるわ」
 三脚からカメラを外し、便器に近づけていく。
「おっと、いま出ているんだけどね」
 ニヤニヤとするトビー。
 カメラに向けて腰を浮かせる。
 ニオイがきつくなる。
 汚物が彼の毛むくじゃらの尻から落下するのが見え、それに呼応するように千代絵のうめき声と喉の動きがはじまった。
 機具で口を閉じることができないのだ。だからといって飲み込む必要はないではないか。なぜ飲み込むのか。そんなことはやめて、と礼子は心の中で叫び続ける。
 夫人は笑いながら便器の上から、その中の千代絵を撮影するので、小型の照明を手にしたホワイトが慌てて横に駆けつける。
「おお、すげえ、1万超えた」
 エドの声に、夫人は親指を立てて応える。
「まだ、出るんだけど」とトビー。
「残りはトイレでしな。人間用の」
 トビーは、吸いかけのタバコを夫人に渡し、ニヤニヤしながらわざとお尻をふって退場する。礼子を見下ろし「おまえも、そのうちこれが大好きになるぜ」と投げキッスをし、汚れた尻を見せつけた。
 夫人はしばらくタバコをスパスパ吸っていた。どうやら終わったらしい。カメラを便器の上から引くと、千代絵の全身を舐めるように撮影し、最後に火の付いたタバコを乳房の付け根にゆっくりと当てると、揉み消した。
「ぎゅえええええええええ」
 長い千代絵の悲鳴に礼子も思わず目をつぶってしまった。



★お嬢様はドM 第一部★
お嬢様1

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少しドジなお嬢様・丸木戸恵梨香(20歳)がマゾの衝動にかられてじわじわと屈辱的な「ドMのゴキ」となっていきます。ブログ公開版に未発表の2エピソード追加。



★お嬢様はドM 第二部★
お嬢様1

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お嬢様として育てられた恵梨香は、M性に目覚め執事の息子の遠隔調教を受けることに。執事夫妻、代理として屋敷に入り込んだ男、巨根の運転手、そして調教のプロたちから日夜、心身の限界まで責められていく。さらに大学の友人たち、婿候補の子息たちにも……。 未公表部分追加。


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今日のSMシーン
素人密着緊縛 マゾの覚醒 みさと26歳
素人密着緊縛 マゾの覚醒 みさと26歳


テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

バイオレンスツアー 4 処刑された乳首

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 ガラガラと鎖が鳴り、彼女が痛みのあまり暴れているのがわかる。
「1万5000」
 エドの冷静な声。そこにトビーが戻ってくる。「まずまずだけど、2万はいきたいね」
「予告のツイッターをしようか?」
「ああ。そうだな、ママ、あれをやる?」
 カメラのスイッチを切ったらしく、ホワイトも照明を落とし、こっちに戻ってくる。
 トビーは指でなにかの合図をしていた。その意味は礼子にはわからない。
「そうね。新人も来たことだし、千代絵の体はけっこう痛んでいるから、もうちょっと刺激的なことをしてやらないとダメね」
「おれはいつでもいけるぜ」
 ホワイトはズボンを脱いでビキニパンツになっている。そこには腕ほどもある巨大な男根が浮き上がっていた。
「予告したよ!」
 エドの声に、夫人はパンパンと手を叩いて「じゃあ、やるわよ、用意して」
 こうしたことを日常的にやっていることがうかがえた。彼らは大した打ち合わせなしで、次のシーンの撮影を開始するのだ。それはネットで生配信され、それが夫人の言うところのお金につながっているようだ。
 礼子は涙を舐めながら、自分がここにやってきたことで、千代絵はいらなくなるのだ、と気づいた。これまでの虐待ですでに身も心も限界まで傷ついているのではないか。彼らが治療などするわけもないので、最後には殺してしまうのではないだろうか。
 自分もそうなるのだ……。
 便器が取り除かれると、そこに千代絵の無表情な顔があった。汚物で汚れている。口は開いたままなので、ひたすら飲み込むしかない。
「汚えな」
 ホワイトがバケツの水をその顔にかける。トビーが汚い布で乱暴で拭く。
 それだけなのか……。洗剤や歯ブラシやとにかくなにか人間らしいことをして、千代絵をきれいにしてやるべきではないか。
 哀しみと絶望に怒りまで加わる。礼子は気が狂いそうになっていた。
 鎖を引っ張って立たせる。カメラの位置と照明の位置、全員の立ち位置が決まる。
「いくわよ」
 夫人の合図で照明が最後の調整をする。
 鎖はピンと張られ、千代絵は大の字で全身を伸びきるようにし、つま先立ちになって壁に磔にされている。首の枷が食い込んでいるのだが、手首とつま先だけで体重を支えている。
 肋骨が浮き上がるほど痩せている。伸びきった乳首だけではなく、乳房全体も若さを失ってやや垂れていた。左右の大きさや形が違う。妙にいびつだ。
 肩、脇、腹、どこにも黒い傷跡が見える。直線的な傷跡、皮膚がちぎれたようになっている部分。痣も赤、青、黒とさまざまだ。太ももの内側にはたくさんの火傷の跡もある。
 恥部に毛はなく、「SLUT」と黒い文字がヘソの下に書かれていた。礼子には意味はわからない。
「礼子、この意味、わかる?」と夫人。「これはね、売春婦とかだらしがない女って意味なのよ。ビッチもいいけど、千代絵はいかにもスラットな感じだわ。礼子にはなにが似合うからしらね」
 ほとんど聞き取れないが、侮蔑する言葉らしいことは礼子にも推察できた。ビッチぐらいは礼子でもわかる。ファッションで使われるときはともかく、一般的には侮辱的な言葉だ。
「2万超えたよ」とエドが言う。
「じゃあ、はじめるか」
 トビーは、再び紙袋をかぶる。ホワイトも。
「いまから、みんなもお馴染みのこのだらしのない乳首を処刑してやろう」
 トビーの手には、細長い金属の道具。千枚通しを思わせる。木の柄がついている。
「こんなに伸びちゃったぜ」
 乳首をつまんで引っ張る。
「あああああ」
 千代絵は見下ろしている。なにをされるのか、すでに気づいている。
「どうかな」
 乳首の下から持ち上げるように突き上げて、尖端が上に顔を出した。
「うっ」
 千代絵の反応は鈍い。乳首を貫通した千枚通し。半ばまで進めていく。手を離しても抜けない。
「一本じゃ足りないよな」
 優しく髪を撫で上げ、顔をはっきりとカメラに向けさせる。
 左の乳首に、三本の千枚通しをさまざまな角度から突き通した。
「どうだ、楽しいか?」
 乳房を掴んで、処刑された乳首をブラブラと上下に動かす。
「これぐらいの処刑じゃ感じないか?」
 ホワイトはいつの間にか、ブリーフを脱ぎ固くなった陰部をぶらぶらさせながら、小型のバーナーに火をつけ、その炎を蒼白く絞っていった。
「これでどうだ? おまえの乳首のバーベキューだ」
 トビーの声は相変わらず冷静だ。バーナーを受け取ると、炎の尖端を突き通った千枚通しに当てる。
「ぎゃあああああああ」
 千代絵の悲鳴は痛ましく、礼子は失神しそうになっていた。これ以上はムリだと自分でも感じていた。
 千枚通しは尖端が真っ赤に焼け、火花を散らす。そしてやがて全体が熱を帯びて黒く変色していく。
 貫通した千枚通しに乳首を内側から焼かれている……。
 鎖の鳴る音と焦げる臭い。そして枯れた千代絵の悲鳴。
 礼子は出口のない闇へ沈み込んだ。

 気がついたとき礼子は、すべてが夢だったような気がした。まだ成田から飛行機にも乗っていない。いやパスポートも受け取っていない。そう、まだ自分は千代絵の誘いを受けるべきか迷っていた。父母は反対するだろう。ひとりで海外に行くのは不安だった。たとえ向こうに大親友の千代絵がいたとしても。
 つーんと鼻を刺激する異臭。
 ああ、それは、千代絵が監禁されているあの部屋のニオイ。
 自分が取り返しのつかないことになっているのを思い出した。
 剥げ落ちそうな天井。色あせて柄がなにを意味するのかわからない壁紙。
 ここはトンプスン家。千代絵の部屋ではないが、まったく同じように腐りかけた部屋。
 壁に埋め込まれた金具。太い鎖が自分の首、手首、足首に通っている。そこには金属の枷がつけられ、外すことができない。ネジで留められているものの、礼子の力ではびくともしない。よくあるネジとは形も違い、特殊な工具がなければ外せないようだ。
 しかも鎖は極端に短く、礼子は壁と床の角のところに膝をやや曲げて横になっているのだが、それ以上、どうにも身動きができないのだ。
 力をこめて壁に埋まった金具を引き抜こうともしてみた。ボロボロの家なのだから、簡単に壊せると思ったのに、どういうわけか金具の部分だけはびくともしない。壁も床も簡単に壊せそうだが、金具はなにか別のものに埋め込まれているのだろうか。
 格子の入った窓。そこは千代絵の部屋よりは透明度が高く、月明かりが室内まで入っていた。まだ夜なのだ。
 ワンピースは汚れてしまったものの、破かれはいない。剥ぎ取られたパンティのせいで下腹が寒い。股間は冷たく湿っている。それを感じることが不快だった。
 目を閉じると、気絶する前に見せられた千代絵の姿が浮かぶ。乳首を貫く千枚通し。それが真っ赤に焼かれ、乳首から白い煙が上がった。
「黒焦げになるぜ」



★M穴地獄―デッドライン―★
 

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自虐の虜となった女子校生が自分の肉体破壊に突き進んでいく。物語はデッドライン(引き返すことのできないところ)に向かって、エンディングと発端から交互に描かれる。結末はわかっているのに、読み進めるしかない破壊的な磁力を発する作品。



★玩具にしてください! 変態女子校生・菜津希★
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陸上部の女子・菜津希はそのことが頭から離れない。練習中に公園の隅に暮らす汚れた人たちを見たときから、肉体をその人たちに汚してほしいと願うようになる。それはやがて理解者であり脅迫者でもある人物を得て輪姦願望へとエスカレートしていく。鍛えた若き体を汚辱する快楽。

エピキュリアン1

今日のSMシーン
奴隷教室 緊縛ブルマ、制服、鞭打ち浣腸逆さ吊り
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テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

バイオレンスツアー 5 叩きがいがあるわ

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 悪魔のようなトビー、エド、ホワイト。なにより、そんな場面でも、トンプスン夫人の微笑みは、まったく変わらないのだ。千代絵が送ってくれた優しい母親にしか見えない写真のままなのである。
 狂ってる……。
 千代絵でカネを稼ぐと言いながら、彼女をまったく大事にしない。
 もしかしたら、千代絵はもう殺されているかもしれない。
 自分が来たからだ。次は礼子の番。カメラの前に立たされる。カネ儲けのために酷い目に遭わされる……。
 ユーチューバーの中に、アクセス数を増やしたいがめたに犯罪的な行為に走る人たちがいて、中には命を落とす例もあると聞いたことはあった。
 ここでは、犠牲になるのはなんの罪もない千代絵であり礼子なのだ。
 なんとかして脱出し、彼らの悪事を暴かなければ……。
 だいたいネットで千代絵のあれほどの残酷な場面を流せば、誰かが通報しているに違いないのに、なぜしてくれないのだろう。
「起きたのかい」
 嗄れたママの声だ。寝ていたのだろう。
「うるさいね、ジャラジャラと」
 鎖の音を聞き付けてきたのだ。
「まあいい。出発は早い方がいいからね」
「えっ?」
「これからみんなでバカンスだよ。千代絵のおかげでそれぐらいは稼げたからね。せっかく来てくれたんだし、ちょっとはアメリカ観光を楽しんでほしいわ」
 眠そうな目をしたママ。
 鎖をいじっている。もしかして自由になれるかもしれない。礼子はスキを見て彼女に飛びかかるつもりだった。
「ふーん。あんた、賢いの? それともバカなの?」
 鎖を外すのではなく、別の細い鎖を首枷に取り付けているのだった。
 礼子は自棄になって飛びかかろうとした。
 ガシャッと大きな音が響く。
「ふふふ。ムリよ」
 夫人が少し下がるだけで、もう手も届かないのだ。足をバタつかせてみるが、それもわずかしか動かない。
「お願い、助けて。いまなら誰にも言わないから!」
 なんとか英単語をつなげてママにすがる。
「ふーん。千代絵はどうするの?」
「えっ?」
「誰にも言わないなら、千代絵はここで死ぬまで酷い目に遭わされるわね。あなた、友達だったんじゃないの?」
 礼子はいかにも物わかりのよさそうな夫人の言い方に愕然とした。知性もある人間なのに。やることが異常。
 ただ、千代絵はまだ生きていることがわかり、礼子は少しホッとした。
「来たばっかりで、そんなに慌てて帰ることもないでしょ? それにね、千代絵はここが大好きだし。礼子もきっと気に入るわよ」
 自分のヒアリング力が足りないのか、言葉の知識が足りないのか。夫人は「ここが気に入る」と言っているようにしか思えない。誰がここを気に入るのだろう。なにを言っているのだろう……。
 礼子は混乱していた。
「あんたの名前が決まったわ。千代絵はピッグ。豚みたいだものね。あんたはドッグ。きれいな顔をしているものね」
 そう言いながら、床の中央にある金具に、新たな鎖を取り付けて、ぐいぐいと引っ張る。
「ぐううううう」
 首が伸びきる。
「カラダもきれいだし。柔らかいわね。素敵だわ」
 身動きができないところを、撫で回される。
あまりも容赦なく力強いので、痛い。
「ううううう」
 礼子は泣き出す。
「いっぱい泣いていいのよ。礼子も涙が似合うわ。その表情がウケるの」
 一瞬、手が自由になった。
 だが、一瞬だった。夫人は左右の手首の枷を別の金具で一つに留めたのだ。背中で手首をつながれ、ようやくそこの太い鎖が外れた。
 首の鎖をさらに巻き取って短くすると、上体は床に伸びきる。
 足はバタつく自由しかない。
「細いわねえ。なにを食べたらそうなるのかしら。だけどほんと、きれい」
 足を撫で回す。
「やめて」
「ん? なにか言った? 日本語はわからないけど、優しくしてあげているうちは、お礼を言って欲しいわね」
 誰がお礼など言うものか。礼子は「やめてやめてやめて!」と怒鳴った。
 バシン!
「ひいいい!」
 強烈な平手がお尻に食い込んだ。
「手足は細いけど、お尻はいやらしいぐらい、プリッとしてるじゃない? 叩きがいがあるわ。いい音がする」
 バシバシとお尻を叩かれる。
「やめてえ、お願い……」
 声が徐々に小さくなる。
「犬っころには躾けが大事だからね」
 頬を大きな手で掴まれる。
「ほんとにかわいい。千代絵もかわいいけど、お前はもっとかわいい。だから、きっと楽しい旅になると思うの」
「ふうううううう」
 泣くしかない。
 礼子の抵抗が尽きたと判断したのだろう。夫人は完全に鎖を取り外した。首枷からの細い鎖だけを握り、中央の杭から離すと「立って」と命じる。
 首を引っ張られ、礼子は弱々しく立ち上がる。手が背中にまわされて拘束されているのでバランスを取るのも難しい。
「おいで。犬っころ」
 殺風景な庭に引き出された。生暖かい風が肌を撫でていく。突然、日本に帰りたいと思い、泣きじゃくる。
 その風もニオイも風景も、すべてが礼子の育ってきた環境とはまったく違うのだと、激しく突きつけられた気がしたのだ。
「また泣いてるの? 礼子は泣き虫だね。カワイイからいいけどさ。ほら、見てごらん、千代絵だよ」



★縄味1★


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若き人妻は「なわみ」というハンドルネームで緊縛写真をネットで見るようになり、写真展に立ち寄ります。そこでカメラマンにモデルに誘われる。顔出しNGで緊縛モデルのテスト撮影をしたところ、唯一顔の写っていた写真がネットに流出。義兄の目に止まってしまう。



★縄味2★


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「縄奴隷なわみ」として義兄に脅され恥辱にまみれたデビューを強要される。野外での撮影会で人妻奴隷の限界を超えてしまい、残酷なショーに出演することに。哀しくも完全奴隷化されていく。



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1970年代からのSM小説を読み、書き。「仲ゆうじ」などのペンネームで「SMセレクト」などに小説を書かせていただいておりました。
未発表作、新作などを随時、お読みいただきたいと思っています。

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