小説『堕ちる』 15 無免許変態獣医
「ああ、ヤバイねえ。どうしようかな」
「お願いです。お医者さんを」
「あんたね。自分で公衆便所を名乗って汚物になっているくせに、医者なんてもったいないよ。鼻がもげたって、乳首が腐って落ちたってどうでもいいじゃない」
「そんな……」
「あんたにぴったりのやつがケンちゃんの友達にいるんだってさ」
とても嫌な予感がします。でもすがるしかないのです。
「おまえの専属医、オガタ先生だよ。ニセ医者。おまけに獣医学部中退」
●本作は下記作品となりましたので、ダイジェスト表示となりました。
★小説『堕ちる』特別編★
ブログに連載したものを加筆修正の上、未公開の部分を追加しました。主人公はこのあと壮絶な拷問ののちに人体改造を経て、クリスマスパーティーへと突入します。ぜひ、お手元でゆっくりお読みください。
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