奴隷の告白 ご主人様の靴下1 奴隷の奴隷
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恥ずかしい話をお聞かせして申し訳ありません。
このような姿になってしまい、まだしゃべることができるうちにと思いました。恨みとかではなく、わたしのような者がいたことを誰かに知っていただければと思っただけです。ですから、ご主人様の名前や住まいなどについては、ウソをつかせていただきます。
ですが、わたしの身にあったことだけは、すべてを包み隠さずお話したいと思います。
そのお方の奴隷になったのは、暑い夏のことでした。二年前です。たったの二年……。でもすごく長い二年でした。
「奴隷になりませんか。あなたのような美しい人を一生、飼ってあげたい」
肉体関係どころか、恋愛さえもしていません。わたしは子どものときからモデルをしていましたが、その事務所とうまく行かなくなっていて、フリーとなっていました。そこに前のマネージャーから仕事の話があって、水着のファッションショーに出たのです。
ショーと言っても、いくつもプールのある遊園地の特設舞台でした。数名のモデルは巨乳な子ばかりで、わたしは気後れするほどでした。
ですが、ショーの関係者であるその方はなぜか気に入ってくれたようで、打ち上げのあとに誘われて、そこで言われたのです。
「どれいって、どういうことですか?」
「もし興味があるなら、ちょっと付き合ってください」
彼はお金には困っていないようで、それだけにとても忙しいのですが、国内外にいくつかの別荘があって、航空券をさりげなく渡されたとき、沖縄とか北海道とかのリゾートだと思ったら……。
「パスポート忘れずに」
東南アジアでした。仕事柄、海外へ行く機会は多いはずなので、期限切れのないようにいつも準備をしていましたが、久しぶりの海外でした。
飛行機を乗り継ぎ最後はフェリー。
とても美しいプライベートビーチのある南の島です。白い建物や、涼しい木の建物があります。従業員が数人います。フレンドリーな人たち。
「ぼくの奴隷たちです」
そのときのショック。
それは二重三重のショックとでも言うべきものでした。
3人の女性は、全裸の上に薄い布地のワンピースを着ています。鮮やかな緑、黄色、そして草木染めのような淡い色。上から下へ、または下から上へ白っぽくなる染め方で、緩いフリルの揺れる裾は足元まであります。
2人は白人で1人は黒人でした。みな、ファッション雑誌で見るような、背の高い美しい人たち。ただし、ファッション系ではまず見ることのない巨乳の持ち主です。
地元採用の使用人たちと比べると、そのスタイルや容姿の差ははっきりしています。
わたしはとても気後れしました。
奴隷は美しい。そして三人もいる。アジア系はいないのです。
にこやかに微笑みながらも、その目は笑っていません。緊張感があります。それはご主人様を恐れているのです。
「もしあなたが私の奴隷になってくれるのなら、ここを引き払って日本に拠点を持とうかと思っているんです」
そのときに、日本人の奴隷がいたほうがなにかと便利だろう、というのが彼の考えのようでした。
「どうです。奴隷の奴隷はいやですか?」
意味がわかりませんでした。
「いまから24時間だけ、試してみませんか。明日のこの時間に返事をください」
「怖いことをするんですか?」
彼は明るく笑いました。英語で彼女たちにいまの会話を教えると、彼女たちもおしとやかに笑いました。
見た目は欧米なのに、その東洋的な表情と態度は不自然に思えました。それは彼が強いていることなのか、彼女たちが自ら目指していることなのかはわかりません。
「怖い。うれしい。楽しい。そういう感情のピークを経験したことはありますか?」
彼が言う言葉は美しいのですが、どうもピンと来ませんでした。
「もっとも怖いこと。もっともうれしいこと。もっとも楽しいこと。これからたったの24時間で一通り、経験してみればいいでしょう。あなたは若い。そして美しい」
彼はごく自然にわたしの剥き出しの肩に手を置きました。ビクッとしましたが、逃げたくはなかったので、じっとしていました。
「ただ、美しいといっても日本の一般的な基準です。どうです、私の奴隷たちは。彼女たちは国際的な基準でも美しい女性です。あなたはそこまでは美しくない」
酷いことを言われましたが、腹は立ちませんでした。彼女たちが美しいことは明らかでしたし、私は比べられたくはありませんでした。
「私はそろそろ仕事をすべて整理する時期に来ています。人生の終盤に備えるのです。世界中に行きました。6ヵ国、20都市で生活をしました。結論としてやっぱり最後は日本だと思ったのです。日本の美しさは国際的な基準でもかなり高い」
彼の手が、首を掴みました。ゴクリとツバを飲むと、その動きが彼に伝わったはずです。
「人生の最後を、あなたのような人と過ごしたい」
指が顎から唇に移りました。
「どうする。このまま日本に帰るか。24時間、試してみるか」
ズルイ。ひどい。ここまで連れてきてなにもせずに帰る選択などあるはずはないのですが、だからといって24時間を任せていいものか。きっと24時間後には自分は自分でなくなっているかもしれないのに。
愛しているわけでもなく、嫌いではないけれども好きでもないこの男に、私はすべてを任せてもいいものでしょうか。
答えはノーです。
「試してみます」
答えはノーなのに、イエスと言っていた私。このとき、運命は決まったのでした。
「じゃ、目隠しをして、彼女たちに委ねましょう」
私はなにもわからず、スーツケースを開くことさえせず、彼女たちに引き渡されたのでした。

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ですが、わたしの身にあったことだけは、すべてを包み隠さずお話したいと思います。
そのお方の奴隷になったのは、暑い夏のことでした。二年前です。たったの二年……。でもすごく長い二年でした。
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肉体関係どころか、恋愛さえもしていません。わたしは子どものときからモデルをしていましたが、その事務所とうまく行かなくなっていて、フリーとなっていました。そこに前のマネージャーから仕事の話があって、水着のファッションショーに出たのです。
ショーと言っても、いくつもプールのある遊園地の特設舞台でした。数名のモデルは巨乳な子ばかりで、わたしは気後れするほどでした。
ですが、ショーの関係者であるその方はなぜか気に入ってくれたようで、打ち上げのあとに誘われて、そこで言われたのです。
「どれいって、どういうことですか?」
「もし興味があるなら、ちょっと付き合ってください」
彼はお金には困っていないようで、それだけにとても忙しいのですが、国内外にいくつかの別荘があって、航空券をさりげなく渡されたとき、沖縄とか北海道とかのリゾートだと思ったら……。
「パスポート忘れずに」
東南アジアでした。仕事柄、海外へ行く機会は多いはずなので、期限切れのないようにいつも準備をしていましたが、久しぶりの海外でした。
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とても美しいプライベートビーチのある南の島です。白い建物や、涼しい木の建物があります。従業員が数人います。フレンドリーな人たち。
「ぼくの奴隷たちです」
そのときのショック。
それは二重三重のショックとでも言うべきものでした。
3人の女性は、全裸の上に薄い布地のワンピースを着ています。鮮やかな緑、黄色、そして草木染めのような淡い色。上から下へ、または下から上へ白っぽくなる染め方で、緩いフリルの揺れる裾は足元まであります。
2人は白人で1人は黒人でした。みな、ファッション雑誌で見るような、背の高い美しい人たち。ただし、ファッション系ではまず見ることのない巨乳の持ち主です。
地元採用の使用人たちと比べると、そのスタイルや容姿の差ははっきりしています。
わたしはとても気後れしました。
奴隷は美しい。そして三人もいる。アジア系はいないのです。
にこやかに微笑みながらも、その目は笑っていません。緊張感があります。それはご主人様を恐れているのです。
「もしあなたが私の奴隷になってくれるのなら、ここを引き払って日本に拠点を持とうかと思っているんです」
そのときに、日本人の奴隷がいたほうがなにかと便利だろう、というのが彼の考えのようでした。
「どうです。奴隷の奴隷はいやですか?」
意味がわかりませんでした。
「いまから24時間だけ、試してみませんか。明日のこの時間に返事をください」
「怖いことをするんですか?」
彼は明るく笑いました。英語で彼女たちにいまの会話を教えると、彼女たちもおしとやかに笑いました。
見た目は欧米なのに、その東洋的な表情と態度は不自然に思えました。それは彼が強いていることなのか、彼女たちが自ら目指していることなのかはわかりません。
「怖い。うれしい。楽しい。そういう感情のピークを経験したことはありますか?」
彼が言う言葉は美しいのですが、どうもピンと来ませんでした。
「もっとも怖いこと。もっともうれしいこと。もっとも楽しいこと。これからたったの24時間で一通り、経験してみればいいでしょう。あなたは若い。そして美しい」
彼はごく自然にわたしの剥き出しの肩に手を置きました。ビクッとしましたが、逃げたくはなかったので、じっとしていました。
「ただ、美しいといっても日本の一般的な基準です。どうです、私の奴隷たちは。彼女たちは国際的な基準でも美しい女性です。あなたはそこまでは美しくない」
酷いことを言われましたが、腹は立ちませんでした。彼女たちが美しいことは明らかでしたし、私は比べられたくはありませんでした。
「私はそろそろ仕事をすべて整理する時期に来ています。人生の終盤に備えるのです。世界中に行きました。6ヵ国、20都市で生活をしました。結論としてやっぱり最後は日本だと思ったのです。日本の美しさは国際的な基準でもかなり高い」
彼の手が、首を掴みました。ゴクリとツバを飲むと、その動きが彼に伝わったはずです。
「人生の最後を、あなたのような人と過ごしたい」
指が顎から唇に移りました。
「どうする。このまま日本に帰るか。24時間、試してみるか」
ズルイ。ひどい。ここまで連れてきてなにもせずに帰る選択などあるはずはないのですが、だからといって24時間を任せていいものか。きっと24時間後には自分は自分でなくなっているかもしれないのに。
愛しているわけでもなく、嫌いではないけれども好きでもないこの男に、私はすべてを任せてもいいものでしょうか。
答えはノーです。
「試してみます」
答えはノーなのに、イエスと言っていた私。このとき、運命は決まったのでした。
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