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君の泣き顔が見たい 26 入れられるところまで入れてごらん

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 思った以上に粘り強く、ぼくと美冬はその液体でつながった。泡のようなツバを足すととうとう、それ自体の重みでぼくから離れていき彼女の中へ落ちていった。
 彼女は真剣な目をして、それをごくりと飲んだ。
 熱でも測るように額に手をやった。
 客があまりにも少なく、びっくりするほどだ。誰もぼくたちのことは見ていない。
 紙袋からアナル用のバイブを取り出す。ビニールのパッケージに入っている。
「これを試してみようか」
 美冬はコクンとうなづいた。
 彼女にぼくをまたぐように身体をずらさせて、お仕置きでお尻を叩くような姿勢になる。ワンピースの裾をまくりあげると、白いお尻が剥き出しになる。さきほどのセックスのニオイが漂う。
 もう、大した殺意は起きない。そのことに満足した。ぼくはそこまでイカレていない。ナイフも欲しくない。
 彼女の上でパッケージを開ける。ホチキスで止められたビニールの部分を紙の土台から剥がす。すでに使った試供品のローションを、双臀をこじ開けて垂らす。
 彼女の顔は髪の毛で見えないが、自分の指を噛んでいる。
 アナルバイブは、黒々として小さな球体から葡萄のように徐々に大きくなっていく。そこから安っぽいコードが伸びてコントローラー兼電池の箱。コードはゴムでまとめられている。
 そのままで、先端をアヌスに沈めた。
 ゆっくり、捻るようにして入れていく。ローションの効果もあって半分ぐらいまで簡単に入った。
 次の駅のアナウンス。さすがに客が増えるだろう。
 そのまま彼女を立たせた。
「自分で、入れられるところまで入れてごらん」
 美冬は少し顔を赤らめていた。相変わらず爪を噛んでいる。それでも、片手を裾から中に入れ、座席の端にある垂直のバーを腕で巻き込んで身体を支えながら、パンツの位置を変えようとしているみたいに、みっともない格好をする。
 電車が減速し、乗り換えの案内がはじまる。
「見せて」
 彼女は後ろを向いた。
 ぼくは裾をずらして、彼女の中に3分の2ほど入ったバイブを確認した。そしてコードのゴムを外して伸ばす。クセのついたコードはまっすぐに伸びないのだが、短いワンピースなので、ぼくがコントローラーを持つことには支障はない。
 露骨に見えてしまうものの、だからなんだ、という感じ。ぼくにとって、このコードは他人にとやかく言われるスジのものではない。
 裏蓋をあけると新品のよく知らないブランドの単四電池が2本入っていた。それを包むビニールを破ってセット。スイッチを入れてみた。
 よくわからない。
 しかし、ぼくが首を傾げると、彼女はうんうん、と激しくうなずく。振動しているのだ。
 スライドするスイッチを片方にずらすと、彼女がのけぞった。
 それが最強らしい。戻すと、トロンとした目でぼくを見る。電車が止まり乗客が入ってきたことにもしばらく気づかなかった。
 男が座り、その前に女を立たせている。裾からコードが伸びている。
 でも、誰もなにも言ってはこない。気づかないのかもしれない。
 半ばほど席が埋まって発車した。このままいくと、ぼくたちの住む町に戻る。
「ここに座りなよ」
 立っているのは彼女だけなのだ。ぼくは横にずれて端っこに空間をつくり、彼女を座らせる。
「んんん」
 顔を歪めながら、シートに腰掛ける。パッケージを見ると、一番小さい先端の球は直径が1.1センチ。彼女が自分でも入れらずにいた最後の方の球は3センチとある。よく見ると、これは、主に男性が前立腺を刺激するために作られたシリーズらしい。
 そして、最後まで全部入れてしまうのが基本なのだ。そのため、最後の部分はストッパーとして少し大きめの部分がある。これがないと全部、入ってしまい取り出すのが難しくなる可能性があるからだ。
 ということは、そこまでは押し込んでも大丈夫ということでもある。ぼくはそう解釈して、腰を浮かせている彼女の腿に手をやり、「ちゃんと深く座って」と耳元で囁いた。
 線路のつなぎ目だろうか。ときどき激しい振動が突き上げてくる。それだけでも怖がっている彼女だが、懸命にすべて入れようとしていた。
 バーを握り締めている指が白い。それを優しく包み、バーから引き離す。
「うううう」
 声をあげながら、彼女は最後までお尻を沈めていく。
「ちゃんと入ったかな?」
「は、はい」
 スライドスイッチを彼女に見せながらMAX方向へずらしていく。
「む、むりです、つらい」
 お尻を浮かせようとするので、ぼくは身体を彼女に押しつけるようにして座席の端にはさみつけた。
 次の駅に停車すると大きく揺れる。その振動もつらそうだ。乗客はしだいに増えてきてつり革にぶらさがる人たちも増えていく。
 彼女はあきらめたのだろうか。目をつぶり、じっと動かなくなった。
 いつしかスイッチはMAXに行き着いていた。電車の振動とお尻のバイブの振動は区別がつかない。それでも、異質なモーター音が彼女から聞こえてくる。密着しているのでそれがわかる。
 空いているときに、前にもバイブを入れてあげればよかった。
 長い時間揺られて、ぼくたちの住む町に到着した。今度はすぐに立ち上がれない。腕を絡ませて引き上げる。念のため、座席を確認したが粗相はしていないようだ。
 立ち上がっても、抜け落ちることもない。


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1970年代からのSM小説を読み、書き。「仲ゆうじ」などのペンネームで「SMセレクト」などに小説を書かせていただいておりました。
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