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君の泣き顔が見たい 56 2つの穴に電極をぶち込んでやろう

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 棒の先端を再び右の乳首にあてる。火花ははっきり見える。
「がはっ」
 千里はなにかを吐いた。飲まされた水槽の水か胃液かわからない。吐くものがあったのだ。
「千里。これと鞭とどっちがいい?」
「うふ!」
 鞭と聞こえた。
「じゃあ、しばらく鞭をあげよう」
 部下に任せて、打擲がはじまる。すでに傷だらけの体だが、そこに重ねて重い革の鞭が浴びせられる。3人の部下たちが1本鞭を連続してあてるのだ。股間、太もも、尻、背中、乳房……。
「本当に死ぬわ」
 麻紀の声は冷たい。
「さて、どうする、その女の裁判」
 手袋を脱いで腋に挟んだまま、神先は白ワインを飲む。
「みんなも飲めばいいのに。赤ワインも焼酎もある」
 元夫が思わず手を伸ばすと、蹴るふりをしてつま先をその顎に向けた。
「うわっ」
 彼は尻餅をつく。
「おまえはもういいだろう。小便を漏らすぐらいしか能がないからな」
「帰っていいんですか?」
「いいよ」
 部下に元夫を外に連れて行かせる。
 まさか殺すわけじゃないだろうな、と思うのだが、部下はすぐに戻って千里の肉体に鞭をふるって奇声を上げていた。
 神先は頭もよく度胸もある。自己中心すぎる。とても狭い彼独特の視線で世の中を見て判断している。すべてはわかっている、という前提で生きているから、ぼくのようにあっちもこっちも見なければ気が済まないような人間からすれば大胆すぎる。
「さあ、体も温まっただろう。もう一発やろうか」
「ふええええええ」
 棒を見ただけで、激しく泣き出す千里。
「ちょっと電圧も上げてみるか」
 機械のスイッチを操作すると、充電の音はさらに高くなっていく。
「いくぞ。乳首が焦げるぞ!」
 執拗に右の乳首を狙う。
「がっ!」
 雷でも落ちたような衝撃。一瞬、千里の乳房が白く浮かび上がるほどの発光。いつまでもガクガクと震える体。
 見れば、神先は棒を乳首に当てたままにしている。バシッ、バシッと連続して放電している。徐々に弱くなっているようだが、本当に死ぬかもしれない。
 大量の失禁。肛門からも汚物が滲み出ている。鼻汁と涎で顔はぐしょぐしょで、呼吸も困難になっている。
「おろせ」
 散々見せた。その棒を美冬に向ける。
「どうだ。処刑してほしいか?」
「はい」
 美冬ははっきりと答えていた。
 ぐったりとした千里は、水槽のときとは違い、胸が大きく上下していた。
「しばらく神経の伝達で異常が続くから、痛みは長時間残るだろう」
 突発的な痙攣が、足や腕や腹部などに起きる。まるで彼女の中に、大きなミミズでも這い回っているように。
 白目を剥いているが失神はしていない。
 部下が陰部に埋め込まれた鉄筋を引き抜く。
 血が出るだろうと思ったのに、白いドロッとした粘液があふれ出た。ローションと彼女の淫液だ。血はほとんど出ていない。だからといって粘膜が無事というわけでもないだろう。
 だが、部下たちは、おもしろがってそこに指を入れ、開き切ったヴァギナに手を突っ込んでいく。
「わ、わたしはお尻に突き刺してください」
 美冬は神先に告げる。ぼくにではない。ぼくを見ない。
 この場の祭祀は確かに神先だから。
「そうだな。両方突っ込んでやろうか」
「お願いします。死ぬまで電気を流してください」
 本気なのだと、肌を通してぼくは感じた。冷たかった彼女から熱を感じる。
 千里を床に下ろした。失神している。死体のようだ。
 美冬の手は背中で合掌させられてきつく縛り上げられ、首輪にも縄がかかる。乳房を根元から絞り上げるように縛る。パンパンに張っている。
「あっ、きゃっ」
 ぼくたちは平手で何度もはたいて赤くしていく。頬も気合いを入れるようにビンタする。
 彼女はますます熱くなる。
 舌をしっかり挟んで猿ぐつわを締め直す。
 足を開いて逆さ吊りにした上で、ぼくと神先は彼女を水槽につけた。水責めもきちんとやる。
「がああああ」
 引き上げると、口から鼻から大量の水が噴き出す。
 濡れた体に鞭を浴びせる。部下たちはぼくたちと一緒に美冬をぶちのめし、その合間に屍姦するように千里をいたぶる。
 2度、3度と水に漬けたあとに、ようやく電気責めだ。美冬はすでに気が遠くなっている。
「2つの穴に電極をぶち込んでやろう」
 ヴァギナには直径51ミリの鉄筋をめり込ませ、アヌスに30ミリほどの鉄筋をねじ込む。
「楽しそうじゃないか」と神先に言われる。ぼくはどうやら彼に見せたことのない表情をしていたようだ。
 黒い鰐口グリップをその両方に取り付ける。
 見ると、変圧器は2台になっていた。ぼくと神先は、絶縁された大きな手袋をして、鉄の棒を持つ。


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