新版 共用淫虐妻・千春(期間限定Ver) 64 這いずりながら
「どのぐらい入るものなの?」とか「苦しくないの?」といった質問を浴びせ、千春はすべてに正直に答えさせられた。
「三リットルは入ります。苦しいですが、それが悦びなのです」
「じゃ、一度、出してみて」
「はい」
もうお腹の中は空っぽだった。シャーっと液体だけの排泄。
三十分の間に、入れては出すことを四回ほど繰り返し、肛門はめくれあがり、赤黒い粘膜を突きだしていた。
この開ききった尻穴に、次の住人、初老の男は、ゴルフボールを押し込んで楽しみ、さらにフェラをさせてから、肛門への挿入まで楽しんだ。
別の壮年の男は、ヴァギナに傘を押し込み、クリトリスをクリップではさみ、傘とクリップをヒモでつなぐと、「それでオナニーしてみろ」と命じた。
千春は「あぎぃぃぃ、感じるぅぅぅ」と狂ったようにオナニーを三十分、やり続けさせられた。それを見ながら、陰茎を手でしごいて、千春に精液を飲ませた。
膣の拡張もされる。まじめそうな老人だったが、バナナやゴルフボールを膣に押し込んで、産ませようとした。
「コケコッコーって鳴いてから産めよ」
千春はいくらいきんでも、なかなかうまく産み落とすことができず、針だらけの乳房を数発殴られ、気を失ってしまった。
若いサラリーマンから膣鏡を入れられ、限界まで広げられると、男の足の指が押し込まれた。「電気按摩だ」と言われ、ぐりぐりと刺激されて、小水と淫水を大量に噴き上げてしまった。
これで今日は終わりだ、という気持ちの緩みもあったのかもしれないが、千春はアクメを何度も味わっていた。
彼女自身でも驚きだったのだろう。不思議な顔をしながらも、わずかに残っていたエネルギーをすべて放出したようだ。
這いずりながら、十二階の部屋へ戻っていく。
「遅いぞ」
私に尻を叩かれながら階段を上がる。最後ぐらいは一緒に付き合ってやろう。
「すみません」
「身が持たないぞ、あんなに感じていたら」
「はい」
後始末をし、私の分も夜食を作ってくれる千春。
「その針、抜いてほしいか?」
「お願いします」
セットされているライブ用のカメラを起動し、配信を松田に電話をして確認させる。OKが出て、配信開始だ。
座っている千春の背後に立ち、三十本の針を抜いてやるのだが、抜くたびに番号札を見せて感謝の言葉を言わせる。
「あうぅ、501号室のお客様、本日はありがとうございました」
泣きながら、すべての針を抜き、例を言い、血まみれの乳房を配信して終った。
「食べろ」
千春は牛乳粥を口に運んでいく。静かな時間が流れた。乳房の手当をさせてから、ようやく食事だ。
「共用物としての初日はどうだった?」
「とてもきついです」
「だろうな。今日は三十分で次に移動だったから余計疲れたんだろう」
「はい」
「これぐらいで音を上げていたらだめだ。明日は予約も入っている。残りの十七件もあるぞ」
「はい」
「さっきスケジュールを見たら、今日説明に行った部屋は全員、おまえを予約した」
この先、三十の予定がびっしり入っている。多い日で、朝から晩までほとんど休みなく埋まっている。
「安心しろ。一度、予約したら二週間は予約できないからな。そのうち落ち着くだろう」
このような生活を千春でなくとも、想像できるものではない。私もどうなるかまったくわからなかった。
陰惨で特殊な欲望に答える女郎屋をしていたとはいえ、こんな苛酷なシステムははじめてだった。
「みんなに好かれているらしい。よかったな」
千春の表情は苦しそうだった。涙をこらえている。
これまで挨拶をし言葉をかわしていた、ごく普通にしか見えなかった住人たちが、堂々と千春に暴力をふるうのだ。
若い女にも殴られた。
それでいて、悪い人は一人もいない。共用物としての千春に、なにをしてもいいと言われているから、そうしているだけのことだ。
千春の最愛の主人である長谷川が、これを望み、千春のために作り上げたのだ。
「ただいま」
仕事が忙しかったのだろう。深夜を回ったころ、ようやく長谷川が帰宅した。
千春は妻のようにかいがいしく、風呂を用意し、飲み物を冷蔵庫から出してグラスに注いだ。
「千春はちゃんとやれましたか?」
長谷川は千春を無視して、私に話しかけてきた。
「ええ。十分とはいえませんが、まずまずでしょう。初日ですから」
「そうですか。ご迷惑をかけているんじゃないかと、気が気でなかったですよ」
外出先でも配信はチェックしていたはずだ。
「その点は大丈夫です。好評でした。試した人たちは全員、予約したぐらいですからね」
「どうか、よろしくお願いします」
軽く頭を下げられて、私はこそばゆい。女の寿命を縮める手助けをしているだけなのに。
長谷川はうれしそうに千春に向き直った。
「どれ、見せてみろ」
「はい」
千春は体を長谷川に見せた。
「針か。すごいな。これだけの跡がある。おっ、これは鞭だけじゃないね」
「火箸です」
「うーん、いい感じに焼けているじゃないか」
指で火傷した尻の皮膚をなぞる。
「あつぅぅ」
ぶり返した痛みにもだえる。
「おお、いやらしい汁が垂れているぞ」
「はい」
「しょうがない。あとでかわいがってやるか」

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