奴隷未満(期間限定Ver) 15 初叩き
「うん」
途中まで入れたものを抜いて、コンドームをつけます。その姿を直視してしまいます。あれ、わたしの中に?
正直、いろいろな妄想をし、また、さまざまな機会(ネットなど)で映像としては巨根を見てきましたが、どれもイメージの粋を出ません。実感としては、筆ペンぐらいなものだろうと思い込んでいたような……。
あまりにも過小評価していたものを訂正するのは、すごく時間がかかります。だからロンメルは失敗したのであります。
万結。これは罰なんだからね。貴史様のご命令による罰なんだから、彼のがすごく大きいのも罰なのよ。それで苦しみながら処女を失うのよ。すごい、その発想。
「総治様」
「万結」
それしか言っていない。
彼が入ってきました。目に焼き付いたあれが、体の中に突撃してくるであります。大艦巨砲主義であります。時代遅れと言われようと、それはマジに……。マジに……。マジにいいいいいいい!
痛い。
あの付近がちょっとばかりざっくり、えぐられた感じ。
だけど、痛くない。矛盾しています。人間なんて矛盾だらけ。
「ふああああああ」
妙な声を出してしまいます。あくびじゃないのよ、涙は。
これはスゴイものを発見しちゃった。うわ、えらいものを見つけましたぜ、艦長。これって、これって……。
「万結」
「総治様」
あれがわたしの中に自由自在に出たり入ったり。押したり引いたり。突いては返す餅つきのように。ああ、なんてめでたいの。おめでたい万結。これを本気でやれば、おめでたってことになるし……。だけど、本気だろうとウソ気だろうと、感じるものは感じるってことも事実なわけで。総治様がわたしにされていることは間違いなく正しいセックスなわけで。だから、わたしが、感じてしまうわけで。
このあと、延々、よくあるセックスが続くのです。ケモノのような。ケダモノのような。ケダマではないような。「うー」とか「おー」とか「わー」とかなにかお互いにうなったりしながら。
「万結」
「総治様」
やっと終わった。彼はぐったりしてわたしの上に倒れこみ、その後、横にどいてくれました。
男の体を全身で受けるって、なんて女冥利。
あそこにぽっかり穴が開いた気分。
これをなんと表現していいものでしょう。最高の気分なのか、思ったのとはぜんぜん違うというか。激辛と聞いていた麻婆豆腐が、実は旨辛だったような。あとを引くような。
エクスタシーはほどほどに。
なにも感じないといえばウソになる。だけどオーガスムだったとも言えません。
ただ、それは間違いないのないものでした。
いいもの見つけたわー。これ、お得やわー。買おとかんと損するでー。大阪のおばちゃんみたいな、みんなに言いふらしたくなるほど、いいものでした。
ご飯三杯。軽くいけそうです。
「もう一度、しません?」
「見せてみろ」
教員室で朝、待機していると、貴史様は机の上を片付けたり、教員のミーティングに参加するなどお忙しい時間を終えたあと、やっとわたしに命令をくださいました。
「これです」
スマホ。自分で構えて、撮影しました。妙にオレンジ色な画面は、ホテルの照明の関係です。
スマホを目の横に手で持って、総治がお尻を叩く様子を撮影しています。幸い、教員室なので音声を出さないようにとの貴史様のご命令で助かりました。
合計三回、セックスをしたあと、どうしても「いけない万結をお仕置きしてください」とお願いしたのですが、彼にはまったく通じませんでした。
というわけで、ベッドに座ってもらい、彼の膝の上にわたしがうつ伏せになって、いちいち教えながら、お尻を叩いてもらったのです。
もしボリュームを上げたらこんな声が入っていたと思います。
「もっと強く! だめよ、バチンと。そう。そう。あー、数がわからなくなっちゃったから、最初からもう一度。いいじゃない。時間がないから、早くやってよ。お願いだから。協力してくれてもいいでしょ。なんのため? だから、こういうの、お願いだから慣れてほしいの。これ、変態じゃないよー。フツーだよ。みんなやってるって。どうしてわかるって……。ネットに書いてあったよ。マジだよ。流行ってるんだから」
ずっとわたしがしゃべっている。
うまい棒であることは間違いない。だけど明太子味ではない。そこが問題なの。
動画だけなら、わたしが彼にお尻を叩かれている様子がはっきりと見えます。
「ふふふ。おまえ、バカだな」
「え?」
「いや、まあ、よくやったよ。だからって、なんにもあげないよ」
「はい。ありがとうござます」
誉められた……。もうそれだけで有頂天。
「十発ぐらいじゃ、つまらなかっただろう」
「そんなことありません。大変でした」
これは正直な感想。
「見せて見ろ」
「えっ」
「命令が聞こえないのか?」
「はい」
いきなりのドキドキ命令。これこそ、ご褒美!
わたしは、黒い革のミニをぺろんと上にはねあげて、中の黒いアンダースコートを下げました。剥き出しのお尻。それをみんながうろうろしている教員室で……。
「ふーん。なんにも変わっていないな。今度は百発ぐらい叩いてもらわないとダメだな」
「ありがとうございます」
貴史様に叩いてほしいです! だけど、下女なのであって奴隷ではないから……。
「たとえばこんな風に」
いきなりバシンと叩かれました。
「いつっ!」
立っているだけでも大変。
「大げさだな」
定規を手にしています。すごい。理想的なシチュエーション。いけない子が、先生にビシビシと叩かれる感じ。はじめて、叩いていただいた……。
「あれ」と通りかかった数学の講師。カマキリみたいな男で、名前は松木。
「いかがですか」

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