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美魔女狩り 喜瀨満子編 4 千鶴子が腰を浮かせた

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「こんばんは。喜瀨さん。当店ははじめてですね?」
 ついに満子のところへやってきた。そしていきなりその細い指で髪を触った。
「いつもショートなんですか? すごくお似合いですね」
「ええ。学生の頃から伸ばしたことがありませんの」
 そして担当している美容師が「我妻様のご紹介です」と小声で告げた。
 鏡の中の藤木の表情は笑顔のままで、変わりがない。
「そうですか。あの、我妻千鶴子さんですか? 最近、ますますご活躍ですよね」
「ええ」
「これからもごひいきに」
 無表情ながらも、藤木の目は品定めをするように満子をしっかり見つめていた。
 ドアが開き、店員たちが一斉に「いらっしゃいませ」と声をかける。
 鏡では入り口が見えないので、満子は少し顔を横に傾けた。
 美しさを通り越し、妖艶さを放つ我妻千鶴子本人がそこにいた。メイクがきつめだ。
 満子より6歳も年上とは思えないほど、完璧な美しさを保っている。その目が藤木を見てとろけそうになっている。見ている者が恥ずかしくなるほどだ。
「ちょっとお願いできるかしら」
「どうぞ、こちらへ」
 若い店員が奥のVIP席に連れていこうとしたとき、藤木が「申し訳ありません。向こうはいま改装中なので、今日はこちらでもよろしいでしょうか」と言った。
 言葉は丁寧。優しい口調。
 しかし満子にはわかる。それは支配する者特有の有無を言わせない強さが秘められている。
「あ、そう」と千鶴子は少しとまどい、しかし「いいわ」と答えた。
 まさか、と満子は思う。店内でプレイをしているのではないか。
 クリッとした尻を振りながら、体にピッタリのレモンイエローのワンピース姿で、彼女は満子の鏡で見えるギリギリの席に座らされた。
 すんなりとは座らない。両手でイスの袖をつかみながら慎重に。
 間違いなかった。彼女の体内にはなにか突っ込まれているのだ。そのリモコンを藤木が持っているのではないか。
 思ったとおり、藤木がズボンのポケットに手を入れるたびに、千鶴子が身をくねらせている。
 もちろん、そういう目で見なければ誰も気づかないだろう。しかし満子にはわかる。
「そうだ、喜瀨さんがいらしてますよ」
 イスの向きを少し斜めにして、満子の方を向かせた。
「いいかしら?」と満子は美容師に断る。かけていた布を美容師が片付けて、満子は千鶴子のところへ行った。
「ご無沙汰しております。ここをご紹介いただいて、さっそく来てみましたわ」
「まあ。喜瀨先生」
 千鶴子が先生と呼んだので、藤木が明らかに驚いていた。
「先生、でらっしゃる?」
「ええ。お若いのに泣く子も黙る連戦連勝の辣腕弁護士さんよ」
「そういう方に来店いただいて光栄です」と藤木はつくろっているが、動揺は隠せない。
 それでいて、ポケットに入れた手に力が入った。
「あうっ」と千鶴子が腰を浮かせた。
「え?」とわざと満子は反応した。
「なんでもありませんわ」と千鶴子は、真っ赤になっていた。うっすら汗がにじむ。コメンテーターとして、そして怪しげな女優として、人前で汗などかかない彼女が、いまは取り乱していた。そうとう強烈な刺激がいま、彼女の中でスパークしているのだろう。
 淑女が思春期の娘のように恥じらう。
 アナルだろうか。ヴァギナだろうか。それとも両方だろうか。
「来るならご連絡いただければよかったのに」と千鶴子。
「ごめんなさい。急にちょっと時間ができたものだから。仕事柄、熱中すると美容院に来る時間もなくなっちゃうから、空いた時間に来るしかないの」
 実際、満子の髪はほとんど手入れをする必要がない状態だった。最近、カットしたばかりだ。
 そして千鶴子に無断でやってきて、千鶴子の紹介だと言ったことも、藤木にはバレバレだろう。それは構わない。
 むしろ、藤木は満子に興味を持ったのではないか。だとすればどういうアクションを取るのか、興味深かった。
 軽いジャブで相手の出方を探る。基本的な戦法だ。
「まさか、喜瀨さん、我妻さんと同世代じゃないですよね!」と藤木が大げさに驚く。「20代にしか見えませんよ」
 満子はわざと恥じらうように微笑み、息を止めてまでして頬を紅潮させた。この手が男にときどき効果を発揮する。


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1970年代からのSM小説を読み、書き。「仲ゆうじ」などのペンネームで「SMセレクト」などに小説を書かせていただいておりました。
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