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日曜日の奴隷たち 12 こじらせ上手(7)

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「さあ、穴を掘れ! でっかい穴だ!」
 露木は顔は笑っているが声はドスを利かせている。
 奈美は震えながら、固い地面にスコップを突き立てる。その様子から、こうしたことをやったことがないのだとわかる。
「貸してみろ」
 露木がスコップを持ち、足をかけてグイッと地面に食い込ませ、テコの原理で掘り返す。
「やれ」
 あえてスコップは放り出す。
 女囚設定で、金属の足枷をつけ鎖をつけている。手は自由だ。そして1リットルの浣腸はまだ腹の中に入ったままである。
 連れ出したときは震えが止まらなかったが、徐々に落ち着いてきているものの、外気は素肌には容赦ない。冷たいグリセリンにすっかり熱を奪われているはずだが、外からも熱が逃げていく。
 歯の根も合わないほどガクガクしたまま、みじめな姿でスコップを拾い上げると、見ようみまねで地面に突き刺し、足で踏む。だが、素足でさきほどまで万力で痛めつけていた上に、彼女の体重も軽く、露木のようにはいかない。ほんの先が入って、わずかな土がはがれただけだ。
「日が暮れちゃうわ」
 リリアンが一本鞭を持ってきた。
「そうだ。奴隷らしくていいな」
 露木にも黒い一本鞭を受け取る。
 2人が交互に奈美の背中に鞭を打ち込む。
「あああ、ひいいい」
 近い距離であり、ただ打ち付けているだけなので、露木にしてみれば遊びのような鞭だ。それでもはじめて浴びる屈辱的な痛みに、奈美はもだえながらも必死に地面を掘り返しはじめた。
「調子が出てきたぞ。もっと、もっと」
「ぐはああああ」
 嘆きながら、徐々にうまくなっていく。地面には固いところもあるが、比較的掘りやすいところもある。奈美にはその区別はわからない。ただ、掘れるところはどんどん掘ればいいと思っているようで、深くなっていく。
「こっちもだ」
 2時間ほど休みなく穴を掘らせた。背中は鞭を浴びて赤い条痕が無数についている。
「よし。そのぐらいでいいだろう」
 体を丸めれば、奈美が横たわれるほどの浅い穴ができた。
「させてやろう」
 和代に奈美のアヌスに詰め込まれている器具を外させた。
「きゃっ」と言いながら、避ける。
 立ったまま、お尻を突きだして奈美は排泄をはじめた。その泣き顔を露木は手の平で包む。
「死にたい女。どうだ」
「あああ」
 汗と涙と泥にまみれたその顔は、美しかった。開いた唇に、露木は土のついた指を入れた。
「あぐうう」
 奈美は、指に舌をからませて、すがるように吸った。
 排泄は止まらない。
 腸内を軽くしてきただけのことはあって、白っぽい液体ばかりが出続ける。臭いもあまりしない。ガスは時々、肛門を振るわせて、そのたびに奈美は顔をしかめる。
「恥ずかしいか」
「はい」
「死んだら、恥ずかしいこともできなくなる。きれいなまま、体を粉々にしてもらって死にたいなんて、矛盾した欲望だと思わないか?」
「わかりません」
 怒っているのだろうか。
 そういえば、苦痛に顔を歪めることはあっても、これまで感情はあまり出さなかった。もし怒っているのなら、露木にはうれしい変化だった。
「終わったかな?」
「はい」
「じゃあ、そこに横になりなさい」
「えっ」
 露木は奈美の手首をつかみ、背後に回した。リリアンが手錠をかけた。
 そしてそのまま強い力で彼女の肩を押し下げていく。
「ああ、そんな……」
 片手で左の乳首のダブルクリップを引っ張ってやる。
「ひいいいい」
 ちぎれそうなほど伸びている。このまま放っておけば、乳首は壊死してしまうかもしれない。
 しゃがみこむ奈美。その開かれたクスコからどろっと粘液が滴った。
「ふふふ。なにか漏れてるぞ」
 靴先でクスコを蹴る。
「ぎゃん」と泣き、尻餅をついた。自分で掘り出した土の山にお尻をつけた。
「そうだ。そのままうつ伏せで入れ」
「ああああああ」
「死にたいんだろう。死んでもらうよ。ここに埋めたら白骨になるまで誰にもわからない」
「くうううう」
 泣きながらも、クリップを引っ張られて上体を不自然に引き伸ばす。
 そして露木がお尻を足で押すと、地滑りするように奈美の体は自分の腸内からあふれ出た汚物とグリセリンの染み込んだ穴の底に落ちていった。
 まだ横向きなので、露木は背中で手錠をされた腕を踏みつけた。手錠をつま先でこじると、金属が手首や背中に食い込んでいく。
「痛いぃぃぃ」
 泣きながら沈んでいく。リリアンは奈美の足を穴に折り曲げていれると、完全にうつ伏せになった。
 なんとか体を反らせて顔を上げ、こっちを見ている。
「さようなら」
 露木はそう言って、スコップで土をすくい、その顔にかけてやった。奈美の坊主頭が泥の中へ消えていった。
 手早く土をかけ、完全に見えなくなるまで埋めてやる。
 リリアンはその、人形に盛り上がった柔らかな土の上を歩いたり、飛んだりはねたりして固める。
「本当に死んでしまいます」と和代。
「そうだな。とにかく、一度、死なないとどうにもならないだろう」
 露木はさっさと部屋に戻っていく。
「このままにしておくんですか!」
 和代が後を追う。
「内診台がよく似合う部屋だね。ここに置いておいたほうがいいな」
「ダメですよ。大家さんにバレたら怒られます」
 リリアンは名残惜しそうに、奈美の汗で濡れて光る内診台を眺めている。
「どうだ。おまえをひと責めしてやろうか」
 和代は泣いていた。奈美が死んでいくのが耐えられないのだ。
「うーん。そんなに心配かなあ」
「当たり前じゃないですか。いま、生き埋めにしたんですよ。呼吸ができなくなったら、人間は数分で死んでしまいます」
「まだ2分、たっていない」
「ああ、もうそんなに。助けるなら早くしなくては」
 そんなに心配することはないよ、と露木は言いたかった。だが、和代を泣かしておくのもおもしろい。
 ところが、和代は泣きながら責め具をなにげなく見ていたらしく、そこに使い慣れた手錠が銀と黒と2種類、置かれていることに気づいた。
「あれ?」
「うん?」
 和代はわかったらしく、涙をふきながらも笑いながら露木に殴りかかってきた。
「なんだよ、どうした」
「だって、あれ、あの手錠……」
「そうだよ。もちろんさ」
 そのとき、ガタッと音がして、裏庭へ続くドアが開いた。
「おっ」
 そこに泥だらけの奈美が立っていた。
 泥だらけで泣いている。
 その手にはちぎれたオモチャの手錠があった。それは露木が踏みつけただけで簡単に壊れたのだ。
「生きる気持ちが少しでもあれば、手を動かしたはずだ。奈美さん。生きる気になったんですね」
「うわあああああ」
 泥だらけの奈美が露木に抱きついてきた。
「あーあ、なにやってんだか」
 リリアンがあきれている。
「奴隷になる決心はつきましたか。私たちは、いずれどうせ死ぬんです。それまでの短い間、私の奴隷となりませんか」
「はい」
 奈美が笑った。


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