エロの風景 4 静かな工事現場

なにもないところに潜むエロというものがある。日常の見慣れた光景が突然、非日常になるときがある。そんな瞬間に感じるエロをスケッチしてみよう。
「なんだ、なんの用だ」
「わたしのこと、痴・漢しましたよね」
メガネをかけたOLが、駅を出てからついてきた。
「していないよ」
「そうじゃないんです」
OLは、誰もいない工事現場の金網にもたれかかると、スカートを自分で引き上げていった。
「なんのまねだ」
「お願いです。最後まで、して……」
黒いパンスト。すらりとした足。だが、股間の部分は切り裂かれて、無毛の陰部が露出している。
「もう、こんなに……」
彼女は自らそこを指で広げた。
やや黒ずんだ小陰唇をつまんで、中まで見せるのだ。
「お願いですから……」
駅の裏側は工事現場しかない。用のない者は来ない。私はたまたまこの先の駐車場を勝手に使っていた。
地面に落ちていた針金で、彼女の細い手首を金網に縛り付けた。
「はあ、はあ、はあ」
興奮している。その盛り上がった胸を強く揉みあげ、ボタンがちぎれるのも構わず、ブラウスを開いた。
そばかすの散った胸。ブラもしていない。その露わになった乳房を激しくひっぱたいてやると、「きー」と泣いて喜んでいる。
「変態OLさんか」
「あうう、太いチンポをください。わたしの薄汚いまんこに突っ込んで!」
ファスナーを開いて、希望のものを見せてやった。痴・漢をしていたときに、押しつけていた。カチカチになっている。
「お願い、突き刺して!」
「やだね」
そこに捨てられていた長いボルトを手にすると、その頭の部分から彼女の中に突き入れてやった。
「ひいっ、そんな、ひどい」
ねじ山は鋭い。ぐいぐいと動かすと、粘膜が傷ついていくのがわかる。
「ああ、殺さないでえええ」
自分でペニスをしごいた。
「おまえみたいなやつには、これで十分だろ」
ザーメンを陰部にぶちまけてやった。
ボルトを引き抜き、それを中まで突っ込んでやる。
「別のやつに、やられればいいさ」
言葉も出ない女を、そのままにしてやった。助けてもらえるのか、それとも……。
明日の電車が楽しみだ。

小説(官能小説) ブログランキングへ
★小説『堕ちる』特別編★

DMM.R18版はこちらへ
DLSite版はこちらへ
Kindle版はこちらへ
OLが自虐の果てに見たものとは? ブログ連載を加筆修正の上、未公開の原稿を追加しました。主人公は壮絶な自虐癖から拷問ののちに人間ですらなくなっていく……。
★小説『堕ちる』Part2 シークレット・バージョン★

DMM.R18版はこちらへ
DLSite版はこちらへ
OLが拷問地獄に堕ちる『堕ちる』の別バージョン(「小説『堕ちる』特別編」の続編ではありません)。初出時にあまりの描写に小説掲示板から削除されてしまった部分などを復活。お読みになる前に「体験版」などにある「ご注意」をご確認ください。

今日のSMシーン

奴隷色のステージ36 天海つばさ