グランドSM 3 なめらかな肌
庭からの光だけ。
孫娘の久美は半ばシルエットになっている。
瞳が光っている。彼女には私がよく見えるだろう。そのほうが、恥ずかしく感じるはずだ。
ジジイに見られながら、制服を、そして下着を脱ぐ。脱がされるのではなく、自ら。
欲望の意思表示をしなければならない。
久美はブラウスを脱いだ。そして気づいたのか、スカートとともに、きれいに畳んだ。その所作が優雅だった。手足は長く、そうした行為を美しく見せてくれる。
鎖骨のあたり、へその周辺など、随所に若さが見てとれる。
長年、老いていく妻だけを愛してきた。衰えていく肉体をお互いに記憶と創造力で補っていた。それは不遜でも冒涜でもなく、2人で同じバーチャル空間にいるような、共犯体験だった。
昔は妻もそのような美しさだった。久美にはすべてが備わっていた。妻よりもボリュームがあった。プロポーションも優れている。長く細い首。小顔。泣きそうな表情。
少し口を開いて、ブラを外した。
「手で隠さない」
ゴクンと唾を飲み、彼女はブラを丁寧にスカートの上の置いた。そして、手で隠さずにきおつけの姿勢に戻った。
若い。大きく感じた乳房だが、全体からすればむしろ小ぶりに見える。固く尖った乳首も小さい。乳輪はほとんど目立たない。
「何カップ?」
「Dです」
「EかFじゃないか?」
「大きなブラをしたくないから……」
「だめだ。ちゃんと自分に合ったサイズのを着なさい」
「はい」
「じゃあ、パンツも脱いで」
立ったまま、斜めにパンツをずらし、体を曲げて膝まで下げると片足をあげて、抜き取っていく。
「わかってるね」
「はい」
久美はパンツも丁寧に脱いだ服の上に置くと、直立に戻った。
鼠径部はあまりにも小さい。ヘソから下のなめらかな肌は、まだ男に触れせたことはないだろう。小さく盛り上がる陰唇付近に、細く柔らかな陰毛がきれいに生えそろっていた。
「剃ったの?」
「はい。夏、水着に合わせて、ちょっとだけ」
いずれ、全部、剃ってしまおうか。そのほうが久美らしいのではないか。
若草も捨てがたいので迷う。
「向こうを向いてごらん。回れ右」
彼女は少しおどけて、学校で習うような回れ右をちゃんとやった。
「足を肩幅に開いて」
体操のように。
「前に屈んで。もっと深く。もっと。膝に手をあてていいから。足の間から顔が出るように」
柔らかい。ほとんど苦もなく前屈し、膝の裏に手をあてて顔を足の間に入れた。
「そのまま。動くな」
「はい」
私は立ち上がり、彼女の尻を撫でた。青い尻とまではいかないが、思った以上にきれいな肌だった。ただ、もちろん汗疹や吹き出物を、指でかいたりしているのだろう。子供っぽい荒れ方をしている。
張りのあるしっかりとした肉の触感だ。滑らかでぎっしり詰まっている。若い尻は発展途上だ。この小尻がいずれふてぶてしいまでに肉感的になっていくのだろうか。
「あっ」
淫らな汁がツーッと蜘蛛の糸のように床へ。
処女であったとしても、欲望は一人前だ。いや、むしろ同級生よりも強く、捻れている。そうでなければ、ジジイの前で裸になるわけがない。
その捻れは、私には好都合だ。未熟だからこそ、素である。捻れを隠すこともなく、素のまま放り出し、彼女自身、持て余す。
きっといつか後悔するに違いない欲望の発露。若さ。無知。
だからこそできる冒険もある。
彼女の尻を撫でながら、リモコンでビデオの録画ボタンを押した。この部屋には、カメラとマイクが設置されていた。いつでも記録できるし、止めることもできる。
「私はレ●プはしない。嫌がることをするかもしれないけど、その前提として私にすべてを許すこと。わかるかな?」
「はい」
「久美は、ジイジにすべてを許す? 嫌なことでも受け入れるか? それは本気か?」
「はい。本気です」
前頭葉はまだ子供。体とホルモンが織りなす欲望は大人。そのミスマッチにつけ込む大人は、とんでもない悪人である。
「わかった」
柔らかく指になじむ尻肉を左右に割った。
「うっ」
「久美。いま、おまえのいやらしい体を見ている。誰かに見せたことはあるの?」
「あっ。ありません」
腰砕けになりそうになるのを支えてやり、イスの背を起こしてつかまらせた。
リモコンで間接照明をオンにする。床と天井に光が入る。カーテンは閉じる。
さっきより明るくなったが、密室感は増した。そのせいか、久美はやや落ち着いたようだ。
「お尻の穴」
「いやっ、恥ずかしい!」
「おまんこ」
「うううう」
「すごく濡れているんだよ。こんなに汁を垂らすなんて。オナニーは?」
久美はなにも答えないので、お尻を平手で叩いた。
「あっ!」
のけぞる。
またしても感じていることが明らかだ。エロスの塊。さらに抑制を外せばとんでもない娘になるだろう。
外してもらいたいのだ。外してあげたいのだ。
大人は、たとえ相手がそれを求めても、責任ある社会人としての判断を下す義務がある。社会として守るべき対象。久美もその中のひとりだ。意図して外してはいけないのである。
完全に抑制を外せるようになれば、人生は倍楽しい。社会なんてクソくらえ。
妻は私にそう言った。
いや、彼女にそれほどの自覚があったわけはなく、おそらく私の意図を飲み込んでのことだろう。
だとしても、妻はそれを承知で飲んだのだ。何十年も騙されているわけなどないのだし、自分から進んで仕置き部屋に行こう、などと誘う女になれと強要できるわけもない。

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★共用淫虐妻・千春★

DLSiteのみで販売しています。小説『十二階』一部、二部を改題・改稿した作品です。
十二階に住む達也に頼まれ、千春の調教を引き受ける。彼女の奥底にある危ういまでの被虐性を知り、厳しい調教を行う。さらに達也の提案でマンション全体の「共用」として千春を住人に貸し出す。特殊なペットとして改造にも踏み出す。語り手の調教役を男性にし、一部の表現を変更。ストーリーは小説『十二階』一部、二部と同じです。
★小説『十二階』第一部★

DMM.R18でのみ販売中。とあるマンションで人妻を徹底調教する。千春は夫の決断で同じマンションに住む敏恵に調教を委託することになった。激しくも甘美な調教で、昼夜を問わず若妻は被虐にどっぷりと染まる。
★小説『十二階』第二部★

DMM.R18でのみ販売中。調教はマンションぐるみとなり、千春には衣服もプライバシーもなくなってしまう。住人に貸し出される人妻は、さらに苛烈な運命が待っていた。

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