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監禁日記 23 3日目(3) 新しい義務を追加するからね

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 陰部をいじられ、お尻に入ったブラザーをいじられ、乳房や乳首のクリップをいじられて、泣き叫ぶのです。なにかを叫ばないと耐えられないのです。
 明らかに彼らはうれしそうです。
「ぎゅうぅうう」
 痛みと熱いものが混ざりあって、わたしはその波に飲まれて溶けていきます。自分が本当にくだらない人形になっていくような気がします。そしてこれが快楽なのかもしれないと思うようになりました。
 何時間もいじくられて、ブラザーを抜いて、お尻の中を水で洗われ、体に冷たい水をかけられて、ようやく一段落です。
「はあ、はあ、はあ」
 呼吸するだけの生き物。体が痺れてしまったようです。
「どうだ、気持ちよかっただろう?」
「ありがとうございます、愛するご主人様」
 思わずそう言っていました。
 友香も彼も、大声で笑いました。
「そうよ、茜。いい子」
 友香に頭を撫でられて、彼におっぱいをぎゅっと掴まれました。
「肉人形、茜ちゃん」と彼は笑いが止まらないようです。
「完成しました」
 彼らはわたしをマットに横にすると、どこかへ行ってしまいました。夕べからなにも食べていないので、ヘトヘトになっています。
 時間感覚はないのものの、あれが夕べだったろうと思うのです。もしかしたら違うかもしれません。人間の体内時計はあてにならないようですから。
 手と足をきびしく縛られて、四つん這いしかできないわたしは、本当に肉の人形です。
 こんなことをされて、彼らにあそこをいじられると、どうして頭の中が溶け出して、空っぽになっていくのか不思議です。
 たぶん、ここから脱出したら、こんな感覚に陥ることは二度とないはずです。それに、このことだけは、誰にも言わないでしょう。人には、彼と友香がわたしにした理不尽で人間とは思えないような行為だけを訴えるでしょう。
 それなのに、もし、それを人に告げたら、そんな酷い目に遭いながら、彼らを求めてしまう自分が恥ずかしく感じられてしまうかもしれません。
 恥ずかしい……。
 恥ずべきは彼らですが、わたしは恥ずかしい。お尻の穴や股間をいじられて、乳首にクリップを付けられたりすると、自分が自分ではなくなります。狂ったように泣き叫びながら、熱くて忌まわしい感覚にとらわれていくのです。
 こうして放置されると、それが待ち遠しいほどです。
 逃げられなかったら、このまま責め殺されるのですが、最後には彼のあの凶器で体を引き裂かれるのでしょう。お尻とあそこを、ズタズタにされてしまうのでしょう。血だらけのわたしは、忌まわしい感覚の中で溺れながら死んでいくのです。
 この記録を秘かに書くことにしたのは、本当は、忘れたくないからかもしれませんし、暴力によっておかしくなった自分のことを、できるだけちゃんと残しておきたいと思ったからです。
 どれぐらいたったのかわかりませんが、彼らが戻ってきました。
 戻ってくるたびに、冷たい外の空気とは別に、暖かな家庭を連想させるようなニオイと空気を運んでくるのです。おいしそうなチキンの香り。ローストしたチキンです。皮がパリッとして。きっと彼らの家は、オーブンから漂うその香りに満たされているのでしょう。
 臭い自分とはまったく違う世界。
「茜。お腹すいた?」
「はい」
「じゃあ、これを食べるのよ」
 このとき、わたしはさらに絶望したのでした。
 彼らが持って来たのは、忘れるはずのないあの銀のお盆のような皿です。そこには、まだあのまま、わたしが出したものが横たわっています。
 そこに友香が、いつもわたしの口に押し込んでいたマズイなにかの缶詰をあけていきます。
「こうしたら、おいしいわよ」
「ハーフ&ハーフだな」
 彼は別のボウルに小便をしています。
「見ててあげるから。ぜんぶ、食べて」
 手を使うこともできません。指は頭の横にあるのです。肘をついて、四つん這いになりました。
「すてき」
 わたしにとって、「すてき」は唯一の抵抗でした。
「ぼくたちに口に押し込まれるよりはいいだろう?」
 顔を近づけると、異臭しかしません。
 外に置いていたのでしょうか。とっても冷たくなっていて、そのせいで少しはニオイは減っているのですが、口を開けていよいよそれを自分の中に入れていくと、たまらずえずきました。
 彼らは遠くでわたしをいじめる道具を用意しながら、「早く食べてね」と言うのです。わたしがもし暴れて皿の上のものを撒き散らしても、飛んで来ない距離を取っています。
 そういう計算高いところが、この兄妹の嫌なところです。
 わたしを誘拐する計画、この場所、ここで繰り広げる暴力、すべて細かく計画しているのです。
「お兄さん、ここはこうすればいいわ」
「そうだな。友香の言う通りにしてみよう」
 そんな会話をして、楽しそうにわたしを貶めていくのです。
 がつっと口の中に入れると、えずきをなんとか耐えて、飲み込みました。
「だめよー、茜。ちゃんと噛んで食べないと」
 そんなことを言われます。彼らが鞭や金属バットを並べているので、体が震えてしまいます。ジュニアとブラザーもきれいに洗って用意されています。その横にはブラザーより太くて長い黒い棒もあります。なんに使うのかは明らかです。まっすぐで艶々していて、明らかに柔らかい素材です。いやらしいことに使うに決まっている形状。
 必死でガツガツと噛んで飲み込みました。
「水分も採れよ」
 ボウルに顔を突っ込んでそれを飲みます。
「ぶはああ」
 顔全体をそれに浸さないと飲めません。
 そしてまた皿に向かいます。
 体の中でも汚されていくのです。
「半分ぐらい食べたぞ」
「よかった。残りはあとであげるわ」
 友香は皿を部屋の外に運び出します。
「これは飲んでしまえよ」
 彼が靴のつま先でボウルを軽く押しました。
「はい」
 ごくごくと飲んで、ボウルをきれいに舐め回しました。
「いいぞ。えらいぞ、茜。新しい義務を追加するからね」
 彼は義務が書かれた紙に、マーカーで追加しました。

 義務その8 人形は排泄物を主食とすること。


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★お嬢様はドM 第一部★
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少しドジなお嬢様・丸木戸恵梨香(20歳)がマゾの衝動にかられてじわじわと屈辱的な「ドMのゴキ」となっていきます。ブログ公開版に未発表の2エピソード追加。



★お嬢様はドM 第二部★
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お嬢様として育てられた恵梨香は、M性に目覚め執事の息子の遠隔調教を受けることに。執事夫妻、代理として屋敷に入り込んだ男、巨根の運転手、そして調教のプロたちから日夜、心身の限界まで責められていく。さらに大学の友人たち、婿候補の子息たちにも……。 未公表部分追加。


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SM入門19 調教と懲罰

この前は、こちら(別ブログ)へ。

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 この記事は、これまで別のブログ「今日も上機嫌ってわけないだろ」に掲載していた「SM入門」の続きです。過去の記事はこちらから、どうぞ

 SとMといった明確な立場を主張しなくても、SM的な関係を築くことはできます。
 親と子、教師と生徒、先輩と後輩、社長と従業員などなど、人間関係の中には「立場」を重視する関係があります。
 そこだけに着目していけば、「私はSだから」とか「私はMだから」といった意識を持つこともなく、プレイが可能になるのです。
 それを簡単に言えば、調教と懲罰です。

 教育とは言わず、あえて調教としておきます。それは学校の教育は調教であってはならないと思うからです。調教は、いわば型にはめていくやり方で、予め用意された型にしっかりはめ込んでいくものだと、私は思っています。

 たとえば理想のパートナー像を描く者(仮に主としておきましょう)が、パートナー(または候補、仮に従としておきましょう)を調教してその理想に近づけていく。これはSMといった言葉を使わなくても、恋愛関係では日常的に見られる行為です。
 ぜんぜん好きではなかった映画を、主に見せられているうちに好きになっていくような感覚に近いでしょう。
 ただ、その映画を好きになってもならなくても自由というのではなく、必ず好きになって貰わなければ困るのですし、従の側も、主が好きなものは好きになりたいと熱望する気持ちが欲しい。その関係があれば、ほぼ調教はSM関係と同じになっていきます。

 サディストとしてただ痛めつける、苦悶に突き落とすようなやり方は、調教には向いていないでしょう。だからといって、優しさだけでもムリなので、とても高い信頼関係を築くようなレベルを求められるかもしれません。

 調教の原則は、できるようになるまで繰り返すこと。調教側はただ暴力に出るのではなく、辛抱強さも求められます。
 同時に、できないとき、わざと失敗したときなどは、懲罰を課すことになります。
 いわゆる「アメとムチ」です。

 懲罰は、主に二つの意味があります。「できなかった」または「やらなかった」とか「逆らった」ことをはっきり相手に認識させるため。これが第一です。
 よく「体で覚える」とか「体に言い聞かせる」と言いますが、懲罰はまさにそのためのステップです。
 どういう懲罰が、効果的かを考えて与えていく必要があります。従の個性にもよるので、この懲罰によって従は、このまま主についていくべきか考えることになるかもしれません。マゾ的快楽を好む従は、暴力的な懲罰でも受け入れるかもしれません。

 そしてもう一つの意味。懲罰を受ける側の気持ちの問題です。どのような懲罰であっても、進んで自ら受けること。それによって真心を相手に受け止めて貰うのです。典型的な感じとしては「もっとぶって!」みたいなことですね。自棄というわけではなく。
 後者の場合は前者のような効果とは少し違ってきます。ある意味、どんな理不尽な懲罰であっても、しっかり受け止める姿勢を見せることで、「わたしは心底、あなたと関係を続けていきたいのだ」と意思表示することになります。

 または、注意が必要なところですが、主を試そうとしているのです。この人は、本当に自分が思っているような主なのか。どこまでやるつもりなのか。挑戦的な従ですね。

 調教と懲罰を上手に使うことで、ある種の愛の確認になります。ある種の愛、と言ったのはすべての愛と言い切れない面があからです。ほぼどのような愛にも、調教と懲罰は自然と発生しているのではないかと思いますけども。
 映画の例で言えば、主の好きな映画を従も好きになる、といった従の場合。その結果、さらに主は新たな映画を従に突きつけることになるでしょう。それは従が受け入れられる限界まで試されるはずです。
 この結果、限界を超えた映画を見る苦痛、すなわち懲罰が発生するのです。またはそれが予見されるため見るのを拒絶したとき。主は映画に誘わないという懲罰に出るかもしれません。「じゃあ、ほかの従と行くよ」とまでは言わないにせよ、なにかしら懲罰的行為をするのではないでしょうか。

 たとえば「じゃあ、従が見たい映画を主はあえて拒絶する」といったことになるかもしれません。
 そこで破局になるのか。それとも乗り越えるのか。通常はそれが、お互いの愛情しだいだと解釈されます。

 お互いの愛を壊さないために、一方が他方より大きな苦痛を進んで受け入れるとすれば、それは懲罰によって、自分を相手の求める型に近づけていこうとする努力です。
 SM関係では、こうした犠牲的な従の行動は報われる可能性が高くなります。一般的な恋愛では、こうした犠牲的な行動をしても、報われないことは多いのですが。

 通常の恋愛関係では報われないことが、SM関係では報われる可能性が高くなるわけですが、そもそもSM的関係が成り立つことも少ないわけなので、実際にはハードルの高さは通常の恋愛より高くなってしまっているのではないかと思います。

(協力:エピキュリアン 股間のボンテージ


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★小説『堕ちる』特別編★
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OLが自虐の果てに見たものとは? ブログ連載を加筆修正の上、未公開の原稿を追加しました。主人公は壮絶な自虐癖から拷問ののちに人間ですらなくなっていく……。



★小説『堕ちる』Part2 シークレット・バージョン★
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OLが拷問地獄に堕ちる『堕ちる』の別バージョン(「小説『堕ちる』特別編」の続編ではありません)。初出時にあまりの描写に小説掲示板から削除されてしまった部分などを復活。お読みになる前に「体験版」などにある「ご注意」をご確認ください。


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いいなりドール 18 怖くてちびりそうでした

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「そんなのいいよ。早く行けよ」
「見たい」
「動くって言っても、ここだけだよ」
 兄は股間を指先で示しました。ドールの股間は電動……。
 ざけんな! どこに電動マンコの女がいるってんだよ!
 なんか、むしゃくしゃする。
「それより、ブランド品、コンビニに持ち込んでないでしょ。先にあれをやってから、出て行ってくれない?」
「はいはいはい」
 絶望とくだらなさと、でもこんなやつでもカネがあるらしいのだから、父もいなくなってわたしが頼れるのはこいつだけ。
 この間、途中までやりかけていた梱包をやって、新たな注文が来ているので、それにも対応して、持ちきれないほどの荷物を両手に抱えてコンビニへ。といっても歩いてけっこうあるんだよ。
 なんとかまだ開いていたので、そこで15点ぐらいの発送をやったのでした。売れるなあ、けっこう。
 この代金はわたしの口座に入るのです。ウシシ。
 考えてみれば、母を追うって言っても、もう夜中になるので電車も終わってしまうから、出るのは朝だな、と思いながら家に戻りました。
 静かでした。
 兄はそもそも、居るのか居ないのかわからない存在。妖精のようなものですから、なにもしてないときは静かすぎるほど静かです。
「あれ」
 玄関に入っても人感センサーが働かない。そういえば玄関の外の街灯も消えていたような気がしました。
 壁のスイッチを何度もオンオフしても、灯りがつきません。
「やめてよ、ふざけないでよ」
 こういう映画、見たこともあるから。
 まずバカ女(オッパイが大きいか、太もも剥き出しか)がいる。彼女の家の電気がすべて消える。そしてヤツがやってくる……。
「ブレーカーだな」
「ぎゃああああああ!」
 2分ぐらい叫びました。その場にしゃがみ込み、怖くてちびりそうでした。ちびったかもしれません。
 人を拳銃で殺したにしては、怖がり過ぎたかもしれませんが。
「だ、だれ? お父さん?」
「ちがうよ」
 クソッ。
 ドットコムじゃねえか。自分から消えておいて、いきなりここに襲いかかるってどういうことだよ。
 しゃがんだまま動けません。
「泣いてるの? ごめん、驚かす気はなかったんだよ」
「ど、どうして、ここに?」
 彼は、闇に溶け込んでよく見えません(差別的なギャグではありません)。
「簡単に人を信じない。そうじゃないと生き残れない。君を泳がせてどこに行くか見ていたんだ」
「意地悪」
「しょうがないだろう。危険と隣り合わせで生きているんだから。ちょっと間違えたら、自分がつくった武器で殺されるかもしれないんだぜ」
 そのひょろっとしたシルエット。
 その大きな手が、肩にタッチしてきました。鎖骨の窪み。温かい彼の感じ。思わず握り返しました。
 嗚咽も少し収まってきました。たぶん、このところ連続している出来事に心が追いつかないのでしょう。一切合切含めて、いままとめて泣いておいた感じです。父よサラバ。
「大丈夫かな?」
「うん」
 心が折れそうです。
「見てたの? コンビニ行ってきたの」
「全部、見ていた。なにかを2階に運び上げた。お兄さんのボソボソって声も聞こえたけど、なにを言っているかわからなかった。上にいるんだよね?」
「はい」
「なにか電気を使った関係で、ブレーカーが落ちたんだよ」
「兄、でしょう」
 人形とUSBと股間を思い浮かべました。電気で動く股間。
 粗悪な製品だったのかもしれません。
「行ってみよう」
「えっ? 行くって?」
 彼は2階を指さします。「静かすぎる」
「いつものことです。兄は妖精のように、いるかいないか、よくわからないんです。気配を消しているんです」
「でも、ブレーカーが落ちたら見に来るだろう?」
「あ、まあ、そうですね。でもドットコムがいるからダメなんじゃないですか?」
「おれのせいかよ」
「会ったこともないって……」
「水くさいやつだな」
 そして彼は階段に向かって「おい、そこにいるんだろ? 大金持ちの変態!」
「やめてよ、夜中なんだよ」
 近所に聞こえるでしょう。ドットコムのめちゃいい声が、響き渡っているはずです。
「いいんだって」とわたしを無視して階段に上がっていきます。
「やめてって」
「いるんでしょ? あなたが注文したやつね。最高の仕上がりでしたよ。ちゃんと連発で弾も出ました。知らない野郎の頭を吹っ飛ばしましたよ。あなたの妹さんがね!」
「やめてって。お願いだから」
 彼の腰にすがりつきます。
 だけど、彼はどんどん階段をあがっていくのです。
「大丈夫だって」と彼は平然としています。
 あまり日本的ではない体臭を感じます。言葉や気持ちは日本でも、彼の構造は日本じゃないんだと思います。それが行動だとか考え方にも関係しているのです。だから、わたしには彼を止められません。
「どっち?」
 1つはわたしの部屋のドア。兄の方を示しました。
 簡単に開きました。内側から鍵をかけていた時期もあったのですが、いつからかそれはなくなり、わたしは自由に兄の部屋に入って掃除をしてあげて、エロ同人誌を見たりしていました。


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★『安里咲1』★

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亜由美の拷問実験を目撃させられた美しき女子大生・安里咲。後継者として目をつけられ、女子寮のペットに。寮長たちによる過酷な調教が彼女を被虐の快楽に引きずり込みます。


★『安里咲2』★
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完結編。休む間もなく徹底した調教の果てに辿りついたものとは……。恥辱にまみれた公開調教から東欧の古城で繰り広げられる拷問ショーへ。


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いいなりドール 17 兄はハーレム状態

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「なに? それ、なに?」
 階段にひっくり返っていたのは小柄な女性。真っ白な肌。全裸。茶髪。目は開いたまま。死んでいる……。
「ドールだよ」
 ドール……。口の中にパイナップルの酸味が広がります。
「試作品が届いたんだ。手伝ってくれ」
 それはまるで死体を運ぶ作業。
 兄が先に階段をのぼり、上半身を下から抱えるようにします。わたしは足を持ちますが、「お尻を絶対に階段にぶつけるな」と兄に言われて、人形の膝の裏を肩にかけるようにし、お尻のあたりに手を添えて一段一段上がります。
 ぶにょっとした感触の肌。冷たいんですけど。
 ただ、触っている部分はこちらの体温を吸収するのか、すぐに温かい感じになるところも人間っぽい。
 正面は股間。クンニするみたいな感じになっていて、少しだけ毛がはえているけれども、すごくヤバイ感じにリアルなあそこが出来ていて、気持ちが悪いです。人工なので、誰かを模したのか。それともこれが男たちが理想としているあそこのカタチなのか。
 父はこんな風にわたしを見ていたのでしょうか。
 ああ、イライラする!
 兄の部屋にそれを下ろしたら、腰がグギッとなりました。
「すっごい、重いよ。何キロあるの?」
「40キロ」
「マジ?」
「人間みたいだろう?」
 それもロリコンに喜ばれそうな意味での人間です。
 兄の部屋はPCの大きな画面にゲームの戦場が映し出されていますが、ほかに変わったところはなく、そのすぐ横に人形を横たえました。
「あと2人あるから」
「ええっ」
 階段を降りると、居間に同じようなのがあと2体。オッパイの大きさ、腰のくびれが違うってことに気づきました。
「これって?」
「そうだよ。SML。おっぱいとお尻の大きさで3サイズあるんだ」
 さっき運んだのは、ツルペタです。次は、吐き気がさらにこみあげてきますが、わたしに似ている……。Mサイズです。腰はこれほどくびれていないし。お尻の感じも違うけど、似ています。
「わかった?」
 兄がヘラヘラしています。
「ウソでしょ。まさか……」
「だよ。おまえのサイズを向こうに送って、それを元にした」
 ガーン。そんなのありかよ。こんなセクハラって……。人の体を勝手に模した人形を作るって、どういう暴力だと思います?
 顔もどことなく似ている。もちろん、「もうちょっとこうならいいな」という感じで、目は大きめだし、鼻と口元もすっきり清潔感が出ています。
 わたしも整形で、これぐらいな感じにはなれそうだな、と思いました。
「身長が低いから、あくまで比率の参考にしただけなんだ。おまえって、いかにも標準な感じがするよね」
「うっせえ」
 2体目を運びあげ、3体目の巨乳ちゃん。
「これは、あるAV女優さんの比率なんだ」
 兄が得意げにしゃべるその女優さんは名前を言われても、わたしにはわかるわけもなく、熱弁するところを見ると、どうやら兄が理想としているドールなんだろうな、とわかりました。巨乳でロリ顔が好きなのかよ。
 わたしと真逆じゃん。
 もっとも、ドールはそのサイズが身長140センチ足らずなので、どうしたって全体的にロリ系に仕上がっています。
「服、あるんでしょ。着せればいいじゃん」
「いまはないんだ。これは、ほら、試作だから。肌の質感、肌の色とかチェックして、これでいくなら、合わせて服も揃えるよ。下着もね」
「はいはい」
 野郎のねじくれた欲望は、果てしがないのです。
 さまざまなものを妥協してきた兄でさえ、いざとなると性の対象としてのドールには、これだけの欲望をぶち込むのです。生身の女はたまったもんじゃないよね。ふざけんな。#MeTooに書き込んでやる。
「で、ユキコは?」
 わたしは少し躊躇ったものの、隠してもしょうがないので、顛末を兄に伝えました。
「そっか」
 ドールに心を奪われているのか、兄は先ほどに比べると怒りも収まっているようでした。
「いま、探す」
 PCに向かってキーボードを乱暴に叩くと(猛烈な勢いで指が必要以上に強くキーを叩くので乱暴に見えてしまう、ということもあるとはいえ)、「このアプリをおまえのスマホにダウンロードして」
「わからない。やって」
 わたしはスマホを兄に渡して、兄は今度は親指を激しく動かし、なにかをやったあと投げて寄こしました。
「そのアプリ。それで追えるから。必ず殺して」
「それと、ドットコムのこと、教えて」
「ドットコム?」
「あの銃の密売屋」
「ああ、小向って言ったっけ。会ったの? どんなやつ?」
「アフリカ系アメリカ人っぽい。陸上で先頭を走ってそうな感じ。バスケってほどでかくもない」
「へえ。外人か。驚いたな」
「違う。日本語しかできないらしい。オランダ国籍、あるらしいけど」
「そう。で、そいつがなに?」
「武器はまたそいつから買えばいいの?」
「そうなるね。じゃ、連絡先とか連絡方法はメールしておくから。さっさと行って」
 兄はハーレム状態です。3人のドールに囲まれ(うち1人はわたし似)、早く試作品となにかをしたいみたいです。
「あれ、これって電動なの?」
 そのとき、ようやくドールのくるぶしのところに線が接続できるようになっていることに気づきました。USBのお馴染みのやつ。
「そうだよ」
「動くの!」
「だから、そうだって」
「動かしてみて」


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★『亜由美 降臨編』★
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亜由美シリーズ完結編。『一部~三部』『灼熱編』を経た亜由美が帰国。武器を身につけた彼女の復讐がはじまる。『安里咲1、2』の後日談と一体化したストーリーは最後まで目を離すことができない展開です。亜由美と安里咲の有終の美をお楽しみください。


★『亜由美 灼熱編』★


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亜由美のその後を追う「外伝」。亜由美が自ら語るパルダ王国へ性奴隷として留学させられた日々。拷問調教での傷を癒すため貨物船に乗せられ、種付けされながら王国へ。そこで待ち受けていたものは……。連載時にはなかったエンディング。


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被虐の家 34 ムリをするのが楽しいんだよねえー

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 負けたくない。それに、いつまでもこの姉妹を自分の奴隷として使い続けたい。淵野は強く思うのだった。
 ヌチャッといやらしい音を立てて、淵野の腕が2つの穴から引き抜かれた。大量のローションがドロッと垂れ下がる。
「はあ、はあ、はあ」
「おかしくなっちゃう、千絵、お尻、おかしくなっちゃうの」
 泣いている。
「これを試したい」
 男性客は、銀色の金属の器具を持って来る。
「家畜に使う膣鏡だ。牛とか馬だな」
 ちつきょう、という文字が淵野にはピンと来ない。名前はどうでもいい。とにかくあそこに突っ込んで広げるものだ。
「いいわね」
 真知子は賛成する。「どこまで開くかやってみて」
 手袋を外しながら、心配そうな淵野に春川は「あの人は医者よ」と囁いた。
 とんだ変態医者だ、と思いつつ、淵野はハッと気づく。自分はたったの1人。春川はこの街とその周辺に組織的に多数の人脈を持っている。そもそも勝ち目はないかもしれない。
 医者らしい男が、桃江の開ききったアヌスに銀の嘴を差し込んでいく。
「おおおっ、そんなあ、もうムリです」
「大丈夫ですよ。桃江でしたっけ。この骨盤、なかなかいい感じですからね。こういう姿勢を強いることで、骨盤はもっと開くでしょうから、もう少し拡張できると思うんですよ」
 腕と比べれば、もはやそれほど意外でもないサイズに見える。
「嘴は幅が4センチほど。長さは根元まで入れたら30センチありますよ。まあ、全部入れるのは意味がないけど。迫力はすごいでしょ」
 半分ほども入れて、根元にある水道の蛇口のようなものを捻る。すると、尖端が徐々に左右に広がっていく。
「まあ、直腸の中とかは比較的広がりますけどね。拡張で大事なのは入り口と結腸との接続部分ですよね」
 などと明るく解説するのだが、その間「ひー、痛い」と桃江は泣き叫ぶ。「壊れちゃう、お尻、壊れるぅ」
「大丈夫ですよ。加減してるから」
 男は笑って取り合わない。軽く蛇口を捻っていたのだが、徐々に慎重になっていく。
「どうです、これで8センチほど開いてますよね」
 菊門と喩えられるほど、アヌスにはいくつもの皺がある。それがいまは完全に伸びきり、元の姿が想像できない。そこから桃江の体が裂けていくのではないかと思うほどだ。
「ほーら」とペンライトを中に入れる。「きれいなもんだ」
 毎日のようにいたぶられている排泄器官。しかし、男はうれしそうに眺めている。銀色の膣鏡は光を反射して、内部を鮮やかに照らし出す。赤黒い腸壁がヌメヌメと動いている。それは桃江の呼吸とともに動いているようだった。
「それ貸して」
 真知子にバナナを取らせた。
 開いたアヌスに1本、2本といれていく。
「このサイズのバナナは楽に5本入るね。だけど、気をつけてほしいのは、たとえばリンゴとか入れるでしょ。中でつっかえて、出なくなる場合があるんだよね」
「出なくなったら、どうするんですか」
「医者の出番だな。食べ物は中で砕いたりできるからいいけど、バイブとか懐中電灯とか人形とか、中で壊せないものを入れちゃうと開腹手術になっちゃうよ」
 彼はジェスチャーで腹部から手を突っ込む仕草をする。
「だから、まあ、ムリをしちゃいけないよ、と言うわけだよね。本来はね」
「でも、先生は悪い人だから……」と真知子。
「ハハハ。ムリをするのが楽しいんだよねえー」
 バナナを入れたまま、ゆっくり膣鏡を引き抜いていく。緩めながら、徐々にすぼめていく。
「どう?」
 哀れにも、尻から5本ものバナナを尻尾のように生やしている。淵野が思うに、いくらみんなのフィストを受けたとはいえ、拡張せずに5本も入れることはできなかっただろう。その意味で、桃江はいま限界なのだ。
「さあ、千絵はどうかな。お尻の穴もすこーし小さいみたいだなあ」
 そう言いながら、同じ家畜用の膣鏡をそのまま入れていく。
「あひっ、だめ、痛い」
「痛くないよ。そう感じるだけ」
 声は優しいが、男は自信があるのだ。断固として押し込んでいく。
「千絵のお尻は、弾力があっていいねえ」
「ああ、辛い、助けて」
「大丈夫。傷つけないようにしているから。動かないで」
 医者らしい言葉のかけかたをする男だが、手は緩めない。膣鏡を半ばまで入れると、桃江のときと同じようにコックを回して広げはじめる。
「千絵の骨盤は硬いなあ。柔軟体操したほうがいいよ」
 そう言いながら、イチゴを2個、3個と転がして入れていく。
「この子はあまりお尻の穴とか、いまはムリしないほうがいいですよ」と彼は淵野たちに告げる。「せっかく、きれいで、かわいらしいし」
 6、7、8……。赤いイチゴがあふれるまで入れてから、膣鏡を引き抜いていく。
 すると、「あひぃぃ」と声をあげて、すっかりイチゴを飲み込んで、アヌスはすぼまっていった。それでも指1本ぐらい簡単に入りそうなほど、ふくらんでいる。
「いいですねえ、若いものね」
 男は揉むようにしてしっかり閉じるまで、指で触る。
「じゃあ、やってみましょうよ」と真知子。
 春川はカウンターを平手で叩く。「ここがいいわ」
 首輪と鎖だけになった姉妹を、カウンターに持ち上げて、しゃがませる。
「やってみて」
「ああ、ムリです」
「バナナ5本切りなんて、かっこいいわよね」
「くうううう」
 桃江は必死にお尻を締める。皮つきのバナナを切ることなどできるのだろうか。
「あっ」
 1本がつるっと飛び出していく。
「もっとがんばって」
「ひいい」
 桃江は鬼ような形相で、お尻に力を入れているのだが、見ている側からすれば、ただ笑えるだけだ。
 そのうち、まだ残っている4本が潰れ、中身がぬるっと飛び出す。
「これもいいんじゃない?」
「切れなくても、身が出せればそれもいいわね」と真知子。
 春川と真知子はなにかを考えているようだった。


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★小説「亜由美」第一部★
亜由美第一部

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女子大生となったばかりの亜由美。剛介との出会いから、自らのマゾ願望がいっきに開花。理不尽な辱め、処女喪失、輪姦からはじまってタップリ、被虐を味わうことになります。



★小説『亜由美』第二部★
ayu02

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メス豚女子大生となった亜由美への本格的な調教が繰り広げられます。大学でも便所でも商店街でも……。苦悶と快楽が彼女の日課になっていきます。


★小説『亜由美』第三部★


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メス豚女子大生・亜由美の完結編。壮絶な輪姦合宿から同じ大学の女子を巻き込んでの拷問実験へ。連載時にはなかったエンディング。


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あんぷらぐど

Author:あんぷらぐど
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 なお本ブログに掲載している作品の著作権はあんぷらぐどに、出版権は電子も含めて荒縄工房にあります。無断転載・印刷・流用はできませんのでご注意ください。

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※2018年4月14日からは下記の予定となっています。

火曜日・水曜日
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木曜日・金曜日
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土曜日・日曜日
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月曜日
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 または「コラム」
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ペンネーム「あんぷらぐど」
1970年代からのSM小説を読み、書き。「仲ゆうじ」などのペンネームで「SMセレクト」などに小説を書かせていただいておりました。
未発表作、新作などを随時、お読みいただきたいと思っています。

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